2018年12月22日

フォーン川クルーズと天姥寺院


ランチの後は、フエの旧市街と新市街を分けるように流れているフォーン川のほとりへ。

ここから名物...というほどのものでもないんですが、ドラゴンボートに乗船🚢

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ゆっくりとフォーン川をクルーズしてティエンムー寺院へと向かいます。

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フォーン川は全長約 67km

ラオスとの国境付近が源で、南シナ海に流れています。

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漢字では香河と書き、上流の山岳地帯で産出されていた沈香 ( 香木 ) が名前の由来のひとつと言われています

約 20 分のクルーズの後、到着したのがフォーン川のほとりにあるティエンムー寺院

1601年に建立された、フエで最も古く美しい禅寺でと言われており、世界遺産にも登録されています

この中国の影響を受けた八角形の慈仁塔( トゥニャン塔 ) がシンボル

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阮朝第3代目の、ティエウチ ( 章皇 ) 帝が 1845 年に建てたもので、高さ 21.24m ある八角形七層の塔は仏教で悟りを意味する蓮を象っているそうです。

各階には仏像の坐像が安置されており、過去七仏 ( 釈迦如来までに登場した7人の仏陀 ) をあらわし、最上部には釈迦如来像が安置されています。

この塔の後ろをずっと歩いて行って、本堂である大雄殿( ダイフン殿 ) へ。

ここには三尊仏がおかれています。

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この仏像は 1815年 に鋳造されたもので、タイソン朝を破り、阮朝創始者のザーロン帝を助けたポルトガル人、ジーン・デ・ラクロイスによるものといわれています。

これは...

大黒さんかな?

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この寺は、漢字で書くと

ティエン= 天

ムー = 姥

名前の由来は、広南朝までさかのぼります。

太祖グエン・ホアンは国を開くためにこの地を訪れた際、村民から伝説を聞きます。

その伝説とは、
ある夜に赤い衣と緑色の裾を着た一人の老婆が丘の上に現れ人々に
「 いつかここに真の主がやって来て、霊気と龍脈をあつめ強力な国をつくるために、寺を建てるであろう。」
と語ったということです。

これを聞いたグエン・ホアンは民衆の願いを叶えることができるように、また慶事の知らせに感謝をして、フォーン川に面する丘の上に寺を建て 「 天姥寺 」 と名付けたとか。

この語った老婆は人間の姿に変化した天女だと言われ、いつしか天女の寺とも呼ばれるようになりました


現在のベトナムでは日本と同じ種類の大乗仏教の信者さんが多いそうです。

ベトナム以外の東南アジアでは小乗仏教が多い中では珍しいです。

ま、いろいろと違いはたくさんあるんですが、
ゴクゴク簡単に大雑把に言うと...

小乗仏教:
きびしい戒律があり、仏教を信じないものはすべて地獄行き

大乗仏教:
どんな宗教に属していても、いいことをすれば極楽に行けます

という根本的な違いがあります。

ベトナムの大乗仏教信者さんも厳しい戒律を守っている人も多く、月に一回ないし二回、その日は魚や肉類を食べることは禁止という人も多くいます。

ベトナムの仏教事情を調べると、儒教との絡みや、日本との違いなど、それだけでものすごい物語が書けそうなので、今回はこの辺で...


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2018年12月21日

フエの名物料理のランチ


午前中は阮朝皇帝のお墓を3カ所見学して、ちょうどお昼になったところで、フエ名物料理をいただきます

お店は帝陵があるエリアの入り口あたりにあるお店、La Thong

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オープンエアのなかなか雰囲気のいいところでした。

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暑いフエで気温が 30 ℃ 近くはあったんですが、レストランの中は意外と涼しくて、
クーラーなくても快適な空間

ここでフエ名物のまず一品目

ブンボーフエ

Bun = 米麺のブン

Bo = 牛肉

Hue = フエ風

ということから、牛からとったスープに、コシのある米粉麺のブンを入れたフエの名物料理です

チャーシューやエビのすり身なんかが入っていて、ニュクマムやレモングラスなどのハーブを入れていただきます

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これに野菜やピリ辛の唐辛子、ライムなんかを好みによって味付けして

これがうまいんですよね

意外とあっさりしていてたべやすいし

こちらもフォーと同じく、本来は朝食でいただくものなんだそうですけど、ランチタイムでも提供してくれるところもあって、気軽に食べられるのがうれしいです

朝から食べるにしても、脂っこくないので身体にも優しそうです

フォーに来たら絶対に外せないメニューの一つですから、外さないでね

そしてもう一つフエ名物なのが、バインベオ

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フエ宮廷料理が発祥のこれまた米粉を使った料理です。

白い小さな皿に載った料理は、米粉とタピオカ粉を混ぜて蒸した生地

それに干しエビを固めたもの、ネギがのっていて、ニュクマムを数滴たらしてちょっと包んでいただきます

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これもまた海老の香りがとてもよく、皮のなめらかでもちもちな口当たりと相まって、
めちゃくちゃうまい

これも外せませんねぇ...

後はイカフライや豆腐とひき肉の煮込み、豚肉のレモングラス風味ソテー、茹で野菜、蓮ご飯など。

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全ておいしく頂きました

デザートはこれまたフエ名物の、あ、名前ど忘れした...

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なんだったっけかなぁ...

気になるんだけど。

竹の皮に包まれて出てきた中身は、

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これは....

さっぱりした甘さでおいしかったんですよ。

誰か知ってる人がいたら教えて...

というわけで、またまたおいしいベトナム料理をいただいた後は、午後の観光へ。


お店
名前 : La Thong
住所 : 96 Ming Mang, Hue, Vietnam
TEL  :  +84 54 3896 53



フエの遺跡群と旧市街の間辺りにあるレストラン。
ベトナム伝統料理、特にフエの郷土料理を提供しており、いい雰囲気ということもあって、外国人観光客ツアーのコースに組み込まれているようです。味わいも優しく気軽に郷土料理が楽しめます。



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2018年12月20日

第4代皇帝トゥドゥック帝陵


阮朝歴代皇帝の中で、在位 35 年と一番長かった第4代トゥドゥック ( 嗣徳 ) 帝。

儒教思想を尊ぶ方で、そのため国内のキリスト教の排除を行います。

そのため、国内のキリスト教会が破壊されたりしたのもこのころです。

ナポレオン3世は 1856 年 9 月にフランス人宣教師の保護と港の割譲を求めて交渉してくるんですが、皇帝がそれを拒絶したことから、だんだんとフランスとの仲もこじれ始め...

1858 年にフランス・スペイン連合軍がダナンに侵攻し、コーチシナ戦争が始まります。


というわけで、この帝陵、入り口から中に入ると、きれいな蓮の池が広がっています。

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ちょっと蓮の花がないところを撮ってみたかな?

こんな感じでいくつかは咲いていました

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彼は、ミンマン帝以上に中国と密接な関係を持っていたことを現すよう、中国風の庭園、建築物でまとまっています。

この蓮の池の中にも釣殿を建て、詩を書いたり、釣りを楽しんだりと、
生前から別荘として使っていたようです。

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その反対側の小高い丘の上には、楼門とその奥に和謙殿( 寝殿 ) があります。

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階段の上から見た池

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こんな感じです。

そして和謙殿

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中にはトゥドゥック帝と皇后の位牌が祀られています。

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その建物の奥にあるのが、鳴謙堂

ベトナムで2番目に古い劇場で、もともとは皇帝が観覧するために作ったものです。

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現在も日によっては上演があるそうですよ。

そして上演のないときは、有料ですが、当時の衣装を身に着け、写真を撮ってくれるってサービスもあります。

天井には星座も書かれています。

皇帝は、政治よりは文芸のほうに関心があったと言われており、詩を読む場所、演劇を上演する場所などたくさん作っていました。

ここで外に出てお墓のある所に移動。

陵墓

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帝の石棺がおかれているんですが、遺体は親族によって秘密裏に埋葬されたため、
遺体の場所は不明です。

そのお墓の前の門。

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これは中側から撮ってみました

トゥドゥック帝には、正室・側室合わせて 109 人もの女性がいましたが、幼い頃に天然痘にかかった影響で実子はおらず、次代皇帝は養子に迎えた甥のキエンフックが即位しました。

しかしこの皇帝は在位わずか半年にして崩御したため、帝陵は造られず、この敷地内にお墓が設けられました。

グエン朝の最盛期はトゥドック帝までの四代で、その後は徐々に衰退の道をたどっていきます


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