2020年05月26日

かつての王宮メヘランガル城


アラバスタ王国観光...て書いて意味わかる人はすごい通ですね

そんなわけで、アラバスタ王国のモデルにもなった、歴代のマハラジャが住んでいたお城「 メヘランガル城 」の見学に行きました

ちなみにアラバスタ王国って何ぞやってのは、わからない方は
一旦この名前忘れてください

ラジャスターン州の、インドの、そして世界史には1ミリも関係のない話なので

この王国については、あとで解説します


というわけで、ジョードプールの最大の観光場所である、高さ 125m の岩山の上に建つお城、メヘランガル城ですが...

13 世紀頃にこの地方にマールワール王国が建国されました。

その後、1459 年にここジョードプールを首都として栄えていきます。

マールワール王国は 1947 年にインドに統合されるまで、500 年以上もジョードプールを首都として半独立国のような状態で、マハラジャが治めていた国です。

その間、ムガール帝国やイギリスの統治といった時代もありましたが、その時もマハラジャによる統治が認められていたそうです。

で、このお城ですが、1459 年にそれまでの首都であったマンドールから、ここジョードプールに遷都されたときに、ラーオ・ジョーダ王によって建てられたのが始まりです。

そんなお城ですが、まず岩山の上にある駐車場まで車で行って、そこから中に入ります。

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このお城の中は、写真を撮るのは有料で、カメラ一台当たり₹100の持ち込み料が必要です。

あ、📷持ってても写真撮らなければいいんですよ。

またスマホで写真撮るのは無料らしく、僕は写真撮影料は必要ありませんでした...

入り口の門をくぐってから、なだらかな坂を上って、上って、上ってお城の上に行くわけですが、もうすでに 30℃ は超えている砂漠の灼熱の中...

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少しでも体力を温存しようと、有料ではあるんですがエレベーターを使って最上階へ行こうかなと...

若い学生さんとかならいいんですが、最近ちょっと歳もとってきてるし、この後もたくさん歩かないといけないので、楽できるところは楽しないと

それにエレベーター代もそんなに高くない

エレベーターのりばの近くに、ガネーシャ ( ヒンドゥー教の神様の一人 ) を祀ったほこらがありました

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入り口の門は何となくイスラムっぽかったんですが、ここは町の名前からしても、
ヒンドゥーの町なんですよ。

というわけで、最上階のテラスへ

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ジョードプールの町は、ブルーシティーとも呼ばれていて、街のとある一角には建物が青く塗られているところがあります。

わかるかな?

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ちょっと拡大

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別の方角には、ジョードプールのもう一つのシンボルがうっすらと見えています。

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はい、奥の方にあるドームを持った建物。

これが宿泊している、ウメイドバワンパレスですよ

ちなみにこのドームは、アグラの世界遺産、
タージマハールに次いでインド国内では2番目に大きなドームなんだとか

景色を見た後、順路に沿って見学開始

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マールワール王国が最盛期を迎えたのが、16 世紀で、この国はそのころムガール帝国の重臣であったということもあり、
イスラムのムガール様式と、この地のラージプート様式が混ざり合って、独特な建築様式を見ることができます

こちらの中庭もそんな感じですね

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建物のいろいろなところに見られる、何となくイスラムっぽいってのはそこから来ているのかもしれませんね

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このものすごく細かい壁の装飾はハヴェリと言わてもので、
ムガール帝国時代に流行したものです

ここインドを始め、ネパール、パキスタン、バングラデシュなどを含むインド圏全体で見られる建築様式です。

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ジョードプールの街中でも見かけるんですが、さすが王宮となると芸術度が違いますね。

建物の中は博物館になっていて、当時のものがいろいろと飾られています。

例えばこちらは、王族が移動する際に乗ったかご

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こちらは王族のなんか?

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王の執務室であるシーシュ・マハル( 鏡の間 )

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王のプライベートに使用されたフール・マハル( 花の間 )

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正面には王様の席で、その隣が王妃の席となります。

また外に出て、旧市街と遠くにホテル...

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次は、タハット・シンがこよなく愛した部屋として知られているタハット・マハル

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青と金色を基調とした室内装飾は、ヨーロッパの影響を強く感じます。

また外に出て...

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この手前の時計塔は、旧市街のシンボルです。

この部屋は、王様と訪問者との謁見場として使われていた、モーティー・マハル( 真珠の間 )

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というわけで、これ以外にもたくさんの見どころがありました。


マハラジャは、砂漠の真ん中であるこの地に遷都した時、とっても貧しい町だったそうです。

砂漠なので作物もあまり育たず、これといった産業もなく。

マハラジャはその中でも貧しい人たちを集めて、賃金を出し、食料を与えてこのお城の建築に協力してもらったそうです。

つまり一種の壮大な公共事業ですね。

おかげで人々の暮らしも楽になり、代々のマハラジャはとても感謝されたんだとか。

インドに統治され、マハラジャの位が無くなり平民となった今でも、
その子孫は人々からマハラジャとして尊敬されているそうですよ。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする