2018年02月22日

ウフィッツィコレクション2


現在のウフィッツィ美術館は、最上階とその一個下の階にコレクションが展示されています。

始めに最上階を見学した後、ちょっとカフェでブレイクして...

そしてその一こ下の階に移動。

ではまたまたコレクションを見てみましょう

いきなりルネサンス三大巨匠の一人から、

ラファエロ・サンティ作

ひわの聖母

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21 歳で上京!? したラファエロは、当時の大天才レオナルド=ダ=ヴィンチや、ちょっと年上のミケランジェロの影響を強く受けたといわれています。

37 歳で病死するまで、たくさんの絵画、フレスコ画を残しました🎨

その中の一点がこのひわの聖母

2009 年まで 10 年かけて修復された後、色鮮やかになってここウフィッツィ美術館に戻ってきました。

マリア様を中心に、洗礼者ヨハネと幼子イエスがちょうど三角形の構図で描かれています。

そのためとってもバランスのとれた安心して見られる構図なんですね。

これも、レオナルド=ダ=ヴィンチの影響なんだそうです。

この絵画の解説も、いろいろな偉い方が書いてますので、そっちの方が詳しいですから探してみてくださいね

ただ、いろいろな方が独自の見解で書いているので、解釈が若干違ったりしていますが...

で、このマリア様の顔、何となくひきつった顔をしていると思いません?

ま、いろいろな説があるんですが、このモデルになったという女性、子供が苦手でちょっと緊張しているんだとか...💧


次はヴェネツィア派の巨匠、ティツィアーノから

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

フローラ

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こちらも同じくティツィアーノ

ウルビーノのヴィーナス

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この作品の構図は、のちのフランス古典主義の巨匠、
アングルに受け継がれていきます

アングルって画家の名前ですが、よく我々が使う、カメラのアングル...とかいうあの言葉ですね。

その語源となった人です


そしてこちらが、ルネサンス三大巨匠の最後の人

レオナルド=ダ=ヴィンチ

受胎告知

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たくさんの画家が受胎告知をテーマに描いていますが、
おそらくこのレオナルドの作品が一番有名かな?

描かれているいろいろなもの全てに意味があるんです。

一つ一つ解説してるのキリがないので、そのあたりはこれまた偉い先生方の解説を見てもらうことにして、こちらでは、ちょっと絵が小さいのでなかなかわかり辛いですが、例えば、

天使ガブリエルの右手の人差し指と中指を立ててるサインは、マリア様への祝福を表しているとか。

左手には聖母マリアの純潔の象徴である白ユリを捧げているとか、

そしてそのユリの花にはしっかりとおしべが描かれています。

普通、こういった場面では男性の象徴であるおしべはかかれないことが多いのですが、これはなんかの意図というかメッセージが込められているんでしょうね。

また背景はお得意の空気遠近法を使ってぼかしで描かれているんですが、その景色は典型的なトスカーナの景色になっています。

そこに描かれている植物も実際にトスカーナ地方に咲いている花とかなんですよ。

超細部までこだわったレオナルドらしい絵画ですね。

この絵画、真正面から撮った📷んですが、そうするとちょっと不自然な構図になっているのに気づきますでしょうか?

これ、実際はちょっと高い位置に掲げられるようにというオーダーで描かれているので、実際にご覧になるときはちょっとしゃがんで見るとちょうどいいように描かれているんです。

その他、だまし絵の技術などもあったりするので、実際に現場でいろいろと見てみてくださいね。

そしてレオナルドの作品もう一つ。

キリストの洗礼

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これは師匠である、アンドレア・デル・ヴェロッキオの作品なんですが、弟子のひとりであったレオナルドに一部を描かせたものなんだそうです。

どこがレオナルドが手がけた部分かわかるかな?

遠景の一部と、一番左の天使、そしてイエスの足の水に浸ってる部分辺りなんだとか。

弱冠 14 歳のレオナルドがこんな絵を描いたのを見て、
師匠であるヴェロッキオはその後絵を描かなくなった...

なんて言われているけど、そんなことはないですよ。

彼は工房を経営していて、たくさんの弟子もいたわけですから。

ま、レオナルドの才能を 100% 認めて、自分はもうかなわないと思ったのは確かだと思いますね。

そんなレオナルドの作品、もう一点いってみましょう

東方三博士の礼拝

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これも様々な画家が題材として選んでいるテーマです。

レオナルドは 1481 〜 1482 年にかけて手掛けていたそうなんですが、未完成のままミラノに行ってしまいました。

こちらの絵もかなり痛んでいたので、5年以上かけて修復し、2017 年に戻ってきました。

修復前はこんな感じで、真っ暗け

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それにX線写真で元の状態を確認して、地道に修復していったそうなんですよ。

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この修復作業の様子は、簡単なビデオでこの絵の近くでノンストップ上映されています。

絵の鑑賞の次いでに見てみてくださいね


さてここからちょっと離れて次の絵は、

カラヴァッジョ

バッカス

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何となく日本髪を結った人に見えるのは僕だけかな?

というわけで、絶対に外せないウフィッツィ美術館の絵画数点を紹介してみました。


この美術館、とっても人気のある美術館で、予約をしていないと入場は数時間待ちとかなり時間がもったいないです。

事前にネットで予約した方がいいですよ

美術館ウェブ予約サイト「B-ticket」

ウフィッツィ美術館公式サイト

からね。

夏場のシーズンになると、ひたすら並んで数時間待ちは必至ですから時間もったいないです。

当日予約も、空きがあればできるんですが、時間指定するのも難しいので、やっぱり事前ネットかな?


そんなわけで、外に出てシニョーリア広場にやってきました。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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