2018年08月20日

エクアドルのオーガニックチョコ


今年のガラパゴス諸島へのお仕事は後輩に譲って、僕はのんびり日本でお仕事。

4 回も行ったからもういいかな?

でも、毎年新しい発見があるので、どんどん知識が増えていって、また行きたい感もガンガンあったんですが、この辺りで別の人にも行けるようにしておかないと、僕しか行けないってのも困りますからね。

というわけで、僕の過去のブログと資料と、もてる限りの知識を総動員して何日かにわたってレクチャーして...

そして無事に行って帰還されました

かなり大変だったみたいですけどね。

そんなわけで、お土産の一つにこんなのをいただきました

CHOCO18 (1).jpg



エクアドルのプレミアムチョコレートPACARI です。

CHOCO18 (2).jpg



プレミアムなチョコレート製品といえば、ベルギーフランススペインなどのヨーロッパ諸国が有名ですが、原材料となるカカオは当然ながらヨーロッパでは取れず、中南米や、西アフリカ、東南アジアなどといった地域になります。

まず、高温多湿の熱帯で、赤道をはさんで北緯 20 度から南緯 20 度までに限られるんですが、そのエリアのことをカカオベルトなんて呼ばれています。

カカオ世界一の生産国は、アフリカのコートジボワール

ダントツの一位ですよ。

その次がロッテのガーナチョコレートで有名なガーナ不動の第二位

次に来るのはアジアでインドネシア第三位

その次に南米のエクアドル第四位にランクインしています ( 2016 年 )

あとは、アフリカのカメルーンナイジェリアブラジルなどが続きます

この7か国で全世界の総生産の約9割となるそうですよ


日本のメーカーは約 77% がガーナ産のカカオを輸入しているそうです。

ガーナでは、主にフォラステロ種のカカオ豆を生産しています。

特徴としては、酸味・苦み・渋みがバランスがとれているので、万人向けの味に仕上がるそうです

豊かなコク、余韻の残る香ばしさなどがあり、また品質も安定しているので扱いやすいみたいですね

日本人が最も慣れ親しんでいるチョコレートの味となるわけです


エクアドル産カカオ豆には独特な香りとクセがあり、
カカオ感が強く品質が非常に高いといわれています。

主にはカカオのフレーバーを追加するのを目的として使われるようで、花のような香りが特徴です。

口の中で華やかな香りが広がったあとに、適度な渋みが続きます。

主な品種はアリバ種

エクアドルのみに生息する固有種で、フォラステロ種の一種ですが、ジャスミンのような甘い花のような香りやナッツのような苦みがあります

アリバとは現地の言葉で 「 川の上流 」 という意味があり、エクアドルを流れているアマゾン川のほとりがジャングル気候になっていて、そこらへんで栽培されているんです。


その他にも、同じ品種でも国によって味わいが異なるのは、ワインと共通するものがありますね

ちなみに日本が輸入しているカカオ豆は、全体的に高品質のものが多いのが特徴です

我々が何となく口に入れているチョコレートってのは、そもそもカカオ豆の品質が高いものだったんですね。

今度からはカカオの種類、カカオの原産地を気にしてじっくりと味わって食べてみよう


そんなエクアドルですが、意外なことに 5500 年以上前からカカオを作っており、世界中にカカオを輸出はしていても、
自国でのチョコレートブランドというものがなかったんです

その意外性に着目して2002年にサンティアゴ・ペラルタ氏とその妻カーラさんが立ち上げたのが、エクアドル初のプレミアムチョコレートブランド 「 PACARI 」 なんです

当然エクアドルが誇る最高品質のアリバ種を使っており、他の材料も 100% オーガニック

サンティアゴ・ペラルタ氏は、カカオ農家との間でお互い協力して質の高いカカオを作ることから始めています。

オーガニック農法を広め、世界初のカカオのバイオダイナミック農法 ( ルドルフ・シュタイナーが提唱するもので、主に太陰暦に添って作物を作る。化学肥料や農薬を使わない ) ということにこだわり、それらを学ぶための学校まで設立しました

そして市場価格よりも高い金額でカカオ豆を農家から直接買い取ることで、農家のやる気と質を高め、それによってより良いカカオを得ることができる...

そんなことの繰り返しで、PACARI にとってもより上質なチョコレートを生み出すことができるという図式をを作り出しています。


今回いただいたのは、天然のバラエッセンスが加えられたものです。

PACARI の数ある商品の中でも一番人気 なんだとか...

エクアドルでは食用のバラの生産も盛んで、世界中にも輸出されています

そのバラから抽出したエッセンスを 6% もチョコレートに練り込んであります。

袋を開けるとほのかなバラの香りが...

CHOCO18 (3).jpg



人工的な香りではなく何とも言えない本物感が漂ってきました

そんなに甘ったるくなく、ほのかなバラの香りが口の中でいつまでも漂う、バラ好きな方には一度は試してほしいものです

僕はバラの香りってのが苦手だったんですが、これはいいですね

なんか高貴なお方になったような... そんな気がしました

ちなみにカカオ分は 60% です。

今度は違う種類のも食べてみたいですね。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | エクアドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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