2016年10月13日

ナイアガラのワイナリー訪問


ナイアガラ川のオンタリオ湖近くは、カナダ最大のワインの産地 🍸 としても有名なところです

たくさんのワイナリーが、ナイアガラ・オン・ザ・レイクの町の周辺に広がっています。

で、今回訪れたところは、PELLER ESTATES ってところ。

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広大なワイン畑の中に、ポツンと...ドカンとある建物です。

ここで、ここのワイナリーがやっているワイン見学ツアーに乗っかって、いろいろと試飲などさせていただきました

まずはこの建物の中に入ったら、落ち着いた感じの待合室。

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その奥がショップになっています。

まだツアー開始まで時間があったので、ちょっとワイン畑を勝手に見学...

建物の裏側に出て...

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おお、まだなってるやん...

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早よ摘んでくれ... といわんばかりのカベルネ・ソーヴィニヨン。

この辺りは、カベルネ・ソーヴィニヨン、そしてもうちょっと奥がメルローやカベルネ・フランが主体で栽培されているとのこと。

シャルドネや、ピノ・グリといった白ワイン用のブドウはもうちょっと奥の方なんだとか。

そうこうしているうちに、ツアー開始

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まずは担当ガイドのマークさんよりこのワイナリーの歴史や、いろいろなお話を聞き、
一種類目のテイスティング開始

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一種類目はスパークリングワインで、
こちらはフランスのシャンパーニュ方式で作られているそうなんです。

つまり、一度発酵した後ボトルに詰めて瓶内二次発酵して、瓶内熟成。

そして澱を取った後、減った分を補充するんですが、そこだけがちょっと変わっていて。

シャンパーニュではリキュールを入れるのが一般的なんですが、
こちらでは同じブドウで造ったアイスワインを補充するってところです

それを聞いた後のテイスティングですから、やっぱり意識してしまいます

ほんのりフルーティーな甘さが残る、上品なワインで、意識すれば...シャンパーニュとはまた違ったおいしさでした

ちなみに今回いただいたのは、シャルドネとピノ・ノワールのブレンドだそうです。

そんなこんなで、畑のこと、ブドウのことなどお話を聞いた後、次のテイスティングは、白ワインで、

ピノ・グリ

これは僕もあんまり意識して飲まないので、何とも言えませんが、イタリアのピノ・グリッジオに比べると全体的におとなしい味って感じました

そのあとは赤ワインの熟成倉庫へ。

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こちらでいただいたのは、カベルネ・ソーヴィニヨン

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約 1 時間前にデキャンタージュしてあったそうですよ

ここの樽は、5 年間使われるそうです。

フレンチオークの樽で、パッと見ただけで、3 社くらいと契約されているみたいですね。

一応、ミディアム・ローストなんですが、それぞれの樽メーカーによって若干の違いがありますから、それもワインの味わいに微妙に影響してくるんでしょうね。

今回は我々のプライベート・ツアーではなく他の人たちも一緒だったので、あんまり突っ込んだ質問はできませんでしたが...

そして、そのあとはここのワイナリーの名物でもある、
アイスワインのテイスティング

それも -10℃ の部屋に入って

各自、防寒着を借りて入室

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ナイアガラエリアは、アイスワインの産地としても有名で、毎年たくさんのアイスワインが作られています。

アイスワインとは凍ったワイン...ってわけではなく、
ブドウが畑で寒さで凍り付き、その凍ったままの状態で収穫してプレスして作るワインです。

ブドウが凍ってるってことは、中の水分が凍ってるってことなので、エキス分だけが抽出されフルーティーな濃厚な甘さの残るワインが出来上がります

アイスワインができたのは本当に偶然で...

1794 年の冬のことでした。

📖 ドイツのフランコニアの農場で、収穫し忘れたブドウ畑がありました。
その冬はとても寒く、予想だにしない寒波に襲われました。
熟した葡萄がそのまま放置されたために凍ってしまってやむなく処分することになりましたが、貧しい農民たちは、もったいないと、一部を使ってワインをつくってみました。
するとエキス分がたっぷりのとても爽やかでフルーティーなワインが出来上がりました。


この奇跡的偶然がアイスワインの起源なんだそうです。

収穫したブドウを冷凍庫で凍らせて作る、氷結ワインとは全く別物で、
あくまでも自然に凍らなければいけないんですよ。

収穫は、氷点下 10℃ 以下の一日で一番寒い時間帯である、午前 2 時過ぎ

ライトを当てて一斉に収穫します。

収穫にかけられる時間は、2 時間ほど。

というのも、
訓練していない人間が、-10℃ もの低温下で作業できるのは、それくらいが限界なんだとか。

摘み取ったブドウはそのままプレスされワイン製造工程へと受け継がれます。

というわけで、別に冷やして飲む必要は全くないんですが、その -10℃ を体験してもらおうというアトラクションなんですよ、この部屋。

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ここで、アイスワインをいただきます

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いろいろな種類のブドウからアイスワインができるんですが、ここはナイアガラで一番有名な品種、
Vidal ( ヴァイダル ) 種のものを

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この品種は、フランスで作られたハイブリッド種らしいんですが、
現在ではナイアガラで一番有名な品種になっています。

冷涼な地域でも強い品種で、どこかしらリースリングに似たフルーティーさも兼ね備えています。

アイスワインにはもってこいの品種なんだとか。

ナイアガラに来たらまずは試してもらいたいワインですね


というわけで、なかなか珍しいナイアガラのワイナリー訪問をして、たくさんワインをいただいてきました


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | カナダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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