2016年12月01日

マドリッドで本格パエージャ


スペイン料理でみんながぱっと思いつくもの...

やっぱり Paella ですよね

はい、過去に僕のスペインの記事を読んでくださった方はもうおわかりかもしれませんが、こちら、
「 パエリア 」 ではなくて、「 パエージャ 」 ですね

というわけで、このパエリア...じゃなかった、パエージャですが、元々は米どころとして知られているスペイン東部バレンシア発祥の、米、野菜、魚介類、肉などを炊きこんだ料理です。

スペインを代表とする世界的に人気の料理で、本場バレンシア地方では、毎年 9 月第二日曜日に
パエージャ国際コンクールが開かれているほどなんです。

その時に作られる伝統的なパエージャのレシピは...

材料

お米
( セニア種といわれるバレンシア米 )

鶏肉と兎肉、カラコレス ( カタツムリ )

バホカ bajoca ( モロッコいんげん )、トマト、ニンニクなど

調味料は、
オリーブオイル、パプリカ、サフラン、コロランテ ( サフラン色の着色料 )、

以上です。

ここでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、日本人に馴染みのあるパエージャは、ムール貝やアサリ、エビなんかがはいっていたと思いますが、
本場の伝統的なパエージャは肉が基本なんです。

観光客向きの、鶏肉や魚介類の入ったパエージャは、ミックスパエージャ ( Paella Mixta ) と呼ばれていますが、これ、バレンシアでは邪道なんだとか...

そんなこんなで、材料がそろい下ごしらえが整ったら、いよいよパエージャ鍋の登場

パエージャ鍋 ( パエジャーラ ) は完璧に水平を保たせてから、薪に火を付け平均に火が回る様に調節する。

オリーブオイルを入れニンニク、鶏、兎肉を入れニンニクを焦がさない程度に適度の焼き色を付ける。

この時火が強すぎると鍋が変形してくるので注意が必要です。

そして、 バホカ、さらにトマト、パプリカを入れてあえる 。

水をお米の 1.3 倍程度入れカラコレス、味付け用の塩を入れる。

サフランを手でもみ潰しながら入れ、コロランテを好みの色が出る様に入れる。

沸騰したらお米を振り入れ、焼きむらが出来ない様に平らにならす。

お米を入れてから 25 分程度で水気が無くなる様に火加減を調節しながら炊く ( 中火 )。

バレンシアではここで裏技として紙ぶたをするらしいです。

25 分たったら五徳を取り炭状になった残り火を平らにしてパエジェーラを直に乗せ、余分な水分を飛ばしおこげを付けて出来上がり

最後に炭状の残り火にパエジェーラを直に掛けて焦げ目を付けるのと、途中の薪の火加減がみそなんだそうな。

バレンシア以外では、蓋をしないパターンとか、芯が残ったほうがいいとか、いや、しっかりたけたほうがいいとか、人によって千差万別みたいですよ。

前置きが長くなりましたが 💧、そんなパエージャを首都マドリッドでいただいたんですが、やっぱり本場っぽくということで行ったお店がこちら。

Casa de Valencia

1975 年に当時の国王陛下もご参列いただきオープニングセレモニーを行った、という、創業 41年目を迎えるマドリッドでも有名な老舗のバレンシア料理専門店です。

なかなか高級感のある店内でしょ?

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で、まずここでいただいたのが、

Ensalada Valenciana

バレンシア風サラダ

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バレンシア風ということで、よくわかんないけどいろいろなお店のいろいろな写真を見ていると、
トマト、ニンジン、ツナ、アンチョビなんかが入っているサラダみたいですね。

そしてメインとなってきたのが、

Arroz Negro / Paella Marinera

イカ墨ごはんとシーフードパエージャ

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はい、でかい鍋に入れて持ってきてくれました。

ウェイターさんががんばってよそってくれていますが、大体スペインだと
どっちかが多くなってどっちかが少なくなるとか、ちょっと余るとか足りなくなるとかがあって、見ていて面白いんですが、こちらのウェイターさんは完璧に取り分けてくれました。

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ほんとびっくりしましたよ。

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ということでお味は...

今までスペインで食べたどのパエージャよりもおいしくいただけました

なんといってもサフランの風味が全然違いました

ちなみにスペインにおいてパエージャってのは、野菜の煮込みのような感じなので、みんなパンと一緒に食べたりします。

なので、味付けもパンと一緒にということを考えてちょっと濃いめになっていますよ。

というわけで、よく合う赤ワインとパエージャを楽しんだ後は、デザートにさっぱりとメロンを。

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そんなわけで、スペインの旅、しょっぱなから本格派のパエージャをいただきました。


お店
名前 : Casa de Valencia
住所 : Paseo del Pintor Rosales, 58, 28008 Madrid,
TEL  : 915 441 747
営業時間 : 13:00 〜 16:00 / 20:30 〜 23:45
定休日 : 日曜日の夜、8 月
      祝日は時間変更の可能性あり
URL  :
 http://lacasavalencia.es/


地下鉄 3・4・6 号線の Arguelles ( アルグウェジェス ) 駅から徒歩10分ほど。オエステ公園の近くの住宅街にあり、1975 年創業の老舗バレンシア料理のレストランです。
バレンシア料理、特にパエージャには力を入れています。
種類には限りはありますが、1 人前からも注文できるものもあるので、少人数で行ってもいろいろとシェアできるのがうれしいです。





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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スペインの食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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