2016年10月16日

モントリオールの町をお散歩


1534 年、フランスの探検家であるジャック・カルティエがケベックに到達し、その一帯が
「 ヌーベル・フランス 」 と呼ばれるようになって、フランスの植民地として発展していきます。

その後、幾度となくイギリスと領土をめぐって戦っていたんですが、とうとう 18 世紀に 7 年戦争の敗北ののち、ケベック全土がイギリス支配下にと置かれてしまいました

カナダが独立した後は、ケベック州となりましたが、依然として経済は少数のイギリス系の人たちに独占され、大多数のフランス系の人たちは差別を受けていました。

1970 年代に入って、過激派によるテロも増えてきましたが、カナダ政府は 1976 年にケベック州のフランス語を公用語とする法案を制定しました。

これによって、多くの企業がトロントに移ったために、一時は経済危機にまで陥ってしまいましたが、現在は立ち直ってカナダでは人口 400 万人を数える、
トロントに次ぐ第二の都市として成長しています。

現在は北米唯一のフランス語圏というケベック州。

町中でフランス語を目にします。

本場フランス以上に

こんなモントリオールの町を造ったといわれているのが、メゾヌーヴって人です。

そして町の発祥の地ってのが、ヴィル・マリーという場所で、1642 年のことです。

そうです

昨夜食べたステーキ屋の近くなんですね

で、ノートルダム・バシリカの前にあるダルム広場にその人の像がありました。

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これはモントリオール市制 250 年を記念して建てられたものなんだそうです


ここの周りには面白い建物がたくさんあり、例えばこの二つのビル。

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右側の高いビルは、
ニューヨークのエンパイアステートビルディングのモデルにもなったビルです。

そのお隣の茶色っぽいビルは、1929 年にできたもので、
北米で最初にエレベーターがついたビルだといわれています。

そしてこちらが、ジャック・カルティエ広場

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ノートルダム教会からこのジャックカルティエ広場に続く道が、旧市街の中心地のようなところで、お店なんかもたくさん並んでいますよ


宿泊したホテルの近くには、世界の女王マリア大聖堂というすんごい名前の大聖堂が堂々と建っています。

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これ、どこかで見たことあるなぁと思っていたら、なんと、
バチカンのサンピエトロ寺院を 1/4 に縮小した形なんだとか

言われてみればそっくりですね

こちらは斜め後ろから見たところ。

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そしてちょっと郊外に移動して...🚙 💨


モントリオールといえば、1976 年に行われたオリンピックも有名ですね 🎾 ⚽ ⚾ 🏀 🎽 🏁

ルーマニアの彗星と呼ばれた、体操のコマネチ選手が 10 点満点を出したことで記憶にある方もいらっしゃるかも...

そんなオリンピックのメイン会場がこちら。

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40 年たった今見ても斬新な形の競技場は、40 年前としては超画期的な開閉ドームの競技場を造るということで、1973 年に工事が始まりました。

でも、工事が遅れに遅れて開会式の 1976 年 7 月 17 日になっても完成せず、
天井もなく競技場自体未完成のままオリンピックが開幕

オリンピックが終了してもまだまだ完成には程遠く、工事を続けながら翌 77 年には MLB のモントリオール・エクスポス の本拠地なりました。

1988 年になってやっと開閉式ドームが作られたんですが、野球チームは 2004 年に本拠地をワシントン D.C. に移しました。

でもやっぱり開閉ドームは金がかかるということで、すぐに固定式の屋根にしたんだとか。

そしてやっと、2006 年に完成...

って、なんのためにこれ造ったんや 💢

と思わずつっこみたくなる建物ですね

工事費がなんだかんだで 1500 億円くらいかかったということで、
これは当初の予算の約 11 倍だとか。

で、ケベック州はこの費用をねん出するために特別たばこ税 🚬 を導入し、1976 から 2006 年までの 30 年間、
ケベック州だけ 8% 上乗せされたタバコを皆さん買わされていた というちょっと気の毒なお話です。

でも...

他人事じゃないですよ

今度の東京オリンピックのメインスタジアム...

その 2 〜 3 倍の工費がかかるだろうと言われていますから。

ま、さすがに日本だから完成はさせるとは思うんですが、どうなるのかなぁ...

と遠くからこの建物を見てしみじみと感じていました。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | カナダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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