2017年04月16日

ヴェネツィアのおっぱい橋


ヴェネツィアにこんな名前の橋があるんですよ。

PONTE DELLE TETTE

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TETTE ...日本語に訳すとおっぱい...

この橋自体は、1874 年に作られたのですが、16 世紀ごろ、このあたり一帯には日が暮れてくると、胸をあらわにした女性たちが、運河の左右から出没したそうな

そんなことからこの橋のことを 「 おっぱい橋 」 と呼ばれるようになったといわれています。

italy17 (47).jpg



これは当時の娼婦たちなんですが、何でこんな積極的な客引きをしたのかというと、
当時の法律で決められていたからなんだそうです。

政府は、

『 娼婦は、日没以降、橋の向かいの窓から顔と、乳房をよく見せること 』

『 暗くて見えにくい場合はキャンドルで照らすこと 』

なんていう決まりを作っていたそうですよ。

一説によると、

当時は同性愛者が多く、そのために人口が減って国力低下を阻止することが目的

とか...

同性愛に走られるくらいなら、売春のほうがいい...

とか。

なんにせよ、当時にはこの付近には1万人ほどの、
そういう商売をなさる女性が居たそうな。

当時のベニスの人口が約 10 万人だったことから見ると、ものすごい数ですね

人口の 10 %がその手の職業の方です。

ま、国際貿易都市のヴェネツィア共和国、それなりの需要もあったようですね。

それに外国人が、このために落としてくれるお金も、重要な収入源だったそうです

橋を渡ったところにこんなレリーフがくっついていますが、この建物も、昔は娼館だったそうですよ。

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今では、そんな面影も無く、メインストリートからちょっと離れているおかげで、混んでいる時期でも、ひっそりとした雰囲気があります

italy17 (46).jpg



場所はちょっとわかりにくいところなんですが、暇な人は行ってみてください...

italy17 (48).jpg



別に現代にはそんな方々たはいらっしゃいませんよ。

多分...

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posted by まいど! at 06:00| Comment(2) | TrackBack(0) | イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
興味深いお話をありがとう!

確かに貿易で栄えた場所なので、あり得る話ですよね。普通の観光と違う切り口の情報で楽しく読ませて頂きました。
Posted by 添てん at 2017年04月14日 22:54
>添てん さん
こんなお話だけで 1 回分の記事を書いてしまって...
でも、たった一本の橋にもこれだけの歴史と物語があるなんて、調べてみないとわからないものですね。
Posted by まいど! at 2017年04月15日 08:36
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