2016年11月10日

仏教四大聖地のサールナート


ヒンズー教の聖地、ヴァーラーナシーから車で 30 分ほど離れたところに、
仏教の四大聖地のひとつ、サールナートがあります

仏典では鹿野苑と呼ばれているところで、ここはゴータマ・シッダールタが、ブッダガヤで覚りを開いて仏陀となり、その後初めて説法をしたところです。

ブッダガヤを後にして、当時たくさんの宗教者が集まっていたヴァーラーナシーを目指した 35 歳の仏陀は、その郊外のサールナートに着いたとき、かつて一緒に修業した 5 人の僧と出会って、自らの覚った真理を初めて語りました。

かつて苦行をともにし、仏陀が苦行を捨てたのを咎め、彼のもとを去って行った 5 人の仲間に、法を説こうとしたわけです。

このことを仏教用語で、「 初転法輪 」 といいます。

ちょうど紀元前 400 年ごろのお話。

耳を傾けたのはこの 5 人とシカたちだけだったと言われているんですが、5 人の修行者たちはその説法にえらく感銘し、仏陀の弟子 ( 仏弟子 ) になります。

このようにして、仏陀が初めて言葉によって法を人に伝えられたということで、
宗教としての仏教が成立しました。

なので、仏教発祥の地ということになりますね。

こちらが、仏陀が 5 人の仲間に法を説いているという場面、
「 初転法輪を行うお釈迦様と五比丘 」 だそうです。

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5 人の弟子とは、五比丘といわれ、もともとは王位を捨てて出家したゴータマ・シッダールタの身辺警護のために、父であるシュッドダーナが派遣したものです。

コンダンニャ、ヴァッパ、バッディヤ、マハーナーマン、アッシュアジートと呼ばれています。

そんな聖地に建てられたこの建物が、スリランカのマハーボーディ・ソサイエティ ( 大菩提会 ) が 1931 年に建てたムーラガンダクティ ( 根本香堂 ) 寺院です。

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中に入ると、

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中には日本人の野生司香雪 ( のうす こうせつ ) 画伯による、お釈迦様の生涯がテーマの壁画 🎨 が見事です

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奥には仏陀像

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そしてこの寺院からちょっと離れたところに、仏陀が五比丘に説法を説いた場所とされている、
ダメーク・ストゥーパが見えます。

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6 世紀に建てられた仏塔で、この周りにもたくさんの巡礼者がお祈りをささげていました。

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このあたりの遺跡でもたくさんお祈りをしている人がいましたよ

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こちらはアショカ王がたてたといわれている石柱の一部。

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この近くに考古学博物館があるので、そこも行ってみると面白いですよ

このあたりから出土された仏教関係のものがたくさん展示されています

でも、残念ながら写真撮影は禁止だったので、写真は撮ってませんが、一度見に行ってみてくださいね。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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