2017年04月29日

古代ローマ時代の完全な遺跡


お昼を食べた後、ちょっと時間があったのでホテルに戻る前にちょっとお散歩 👟 👟 👟

10 分ほど歩いたところに一つの有名な遺跡があります。

itaipo17 (148).jpg


かのミケランジェロが 「 天使の設計 」 と賞賛した、2000 年以上前の建物、
パンテオン

パンテオンという言葉には 「 万神殿 ( あらゆる神を祀った神殿 ) という意味があります。

( PANは 「 全ての 」「 全部の 」、TEOS は 「 神 」 あるいは 「 神聖なもの 」 を意味するギリシャ語です )

キリスト教が入ってきて国教になる前までは、ローマ帝国は万物神...つまり日本と同じく、
八百万神 ( やおろずのかみ ) を祀っていました。

そのいろいろな神様を祀った建物を神殿といっていました。

キリスト教が入ってきてからは、こういった神殿を教会にと造り替えていったので、今では神殿は少なくなってしまいましたが...

で、この建物、もともとはローマの神様を祀る神殿 ( tempio ) だったそうです。

初代ローマ皇帝のアウグストゥスの側近であったアグリッパという人が紀元前 25 年に建設したんですが、その建物は、建設から約 100 年後の 80年に、火事で焼失してしまいました

その後、118 年から 10 年かけて、あの市村正親が...あ、間違った... 💧

ハドリアヌス皇帝が再建させました

現在残ってるのは第二世代の物だということですが、それでも 1900 年ほど前の物なんですよ

italy17 (157).jpg



この建物、現存する古代ローマの遺跡の中で最も完全な遺産

なんて言われていたりしますが、それとともに、

“ 建築 ” の魅力のすべてが詰まっている

なんてことも言われています。

見た目は、入り口に古代ギリシャ時代のような石の列柱が並んでいて、奥には大きなドーム屋根がある建物...くらいしかわからないんですが。

とにかく、これでかいんですよ。

入口の柱は高さは 12.5m で直径は 2m 近くあります。

そしてこれが石を積み上げたものではなくって、一本の花崗岩なんですよ

今から 2000 年も前にどうやって持ってきて、どうやって立てたんでしょうね。

巨大なドームを支えるために、建物の壁の厚さは 6.2m

すごいですね。

現在、中には有名人のお墓が入っています。

italy17 (161).jpg



イタリア建国の父、ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世や、ラファエロのお墓とか。

特にラファエロは、お墓をこの中に作ってくれって希望したそうです。

黄色っぽいような感じの内部は、ヌミビア ( 現在のチュニジア ) 産の大理石を使っているから。

ドームは、高さ、幅共に 43.3m あり、この建物の中に、43m の球がすっぽりと入る構造になっています。

そして天井に空いた

italy17 (159).jpg



直径は 9m ほどあり、よくもまあこの時代にこんな大きな建物にこんな大きな穴をあけたんだなと...

この建物の基本構造は石とローマンコンクリートという、古代コンクリートで作られており、それ以外は石材、そして上の方に行くほど軽い材料が使われています。

現在の鉄筋コンクリートの建物は 100 年ももたないだろう...なんて言われていますが、こちらの建物は 2000 年ももってるんですよね。

内部もこれだけでかい建物を全部同じ石で作ると、重くなってぺしゃんこになってしまいます。

そこで技術者達は高さによって石の材質を使い分けており、ドーム最上部は特に軽くしないと落ちてしまうので、凝灰岩と軽石を混ぜたものを素材として使っています。

ドームの内側の独特な格子状の模様は、これも重さを軽減しつつ強度を保つためのものだといわれています。

ローマ建築の理想のモデルということで、これをまねた建物は世界中いろいろなところにありますよ。

アメリカのワシントン D.C. にあるジェファーソン記念館なんかそっくりですね。


古代の 2000 年前から経ち続けている神殿。

中に入ると鈍感な僕でも何か “ 気 ” を感じます

今まで世界中で何かの気を感じた場所は、数カ所。

10 個もないんですが...

そんなわけで、ローマに来たらぜひともこの建物見に来て、中に入って、気を感じてくださいね

なんてったって入場料もかかりませんから


にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


  






posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック