2017年01月08日

本格派ギリシャコーヒーです


ギリシャコーヒーは 「 フィルターしていないエスプレッソ 」 なんてよく言われたりするくらい濃いコーヒーですが...

エスプレッソよりも細かく挽いた豆を一人前小さじに山盛り一杯くらいを 「 ブリキ 」 と呼ばれる銅製の小なべに入れます。

砂糖を入れるタイミングに特徴があるのですが、
飲むときにではなくコーヒーを作るときに入れます

その時の砂糖の量の違いによって、

そんなに甘くない “ スケト ”

普通の甘さの “ メットゥリオ ”

しっかりとした甘さの “ グリコ ”

の 3 種類の呼び名となります

作り方は、まず水とコーヒーの粉と砂糖をブリキにいれてよくかき混ぜます。

その後ブリキを火にかけるのですが、ここが神経の一番の使うところ

コーヒーが沸騰して周辺から泡立って来るのですが、

「 ふつふつ泡立ってきたら火から離すを 3 回繰り返したら火からおろす 」

というのが定番らしいですが、1 回沸騰させて出来上がりというパターンもあります。

このあたりのタイミングがとても大切で、もしも煮立たせすぎたら、
焦げ付いたりして味も苦くなり香りも飛んでしまうので気を使いますね

ブリキからカップにコーヒーを注ぐ時は、表面に出来た泡を潰さないように丁寧に注ぎます

この泡がコーヒーの味をより豊かなものにするそうです。

飲むときは勢いよく...ではなくって上澄みだけどすするように飲むんですが、飲んだ感じ、なんとなくの粉っぽさといい、砂糖の甘さといい 「 お汁粉 」 を飲んでるようです

greece16 (52).jpg



このお汁粉コーヒー...20 年ほど前まではギリシャを旅行していて 「 コーヒー 」 と注文するとほとんどがこれで、日本式のコーヒーを飲みたければ 「 ネスカフェ 」 と言ってインスタントコーヒーを飲むしかなかったのですが...


現在ではだんだんとこのギリシャコーヒーを飲む文化も変わってきていて、レストランやカフェでコーヒーというと日本式のフィルターコーヒーかエスプレッソが定番となっています

古臭い...

面倒だ...

飲む人が少ない...


などといったことが原因みたいですね

ギリシャコーヒーがあったとしても機械式で入れているので、どうしても本来の味と香りは楽しめなくなってしまいます

本格的に出してくれるお店が少なくなっているのが寂しくも感じますね。


ちなみにこういったコーヒー文化はトルコと共通していることもあり、
トルコでコーヒーを注文してもこのような形で出てきます

ギリシャが独立する前まではともに同じ国でしたからね。

そしてコーヒーを飲んだ後のカップに残った豆の残りの模様で占いをする、コーヒー占いも昔からの伝統です

最も今回いただいた喫茶店では、そこまではしてませんでしたけどね。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ギリシャの食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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