2013年10月18日

ストラスブールを走るトラム


ストラスブールは、19 世紀に、レールの上の車両を馬が引っ張っていたという、いわゆる馬車軌道というのが、街の中を走っていました。

その後、第二次世界大戦の後くらいから、どの街もそうなんですがだんだんと車にとって代わってきて、廃止されるようになりました。

増え続ける自動車と公害のため、20 世紀後半くらいからまた路面電車を復活させる動きが出てきて、いろいろな案を検討した結果、街のちょっと郊外に大きな駐車場を作って、そこから街の中心地にはトラムで乗り入れるという、パーク アンド ライド の構想が生まれ、1994 年にトラムの A 線、続いて D 線が開通しました。

これがストラスブールのトラム網です。

現在は、2007 年に E 線が開業して 5 系統になっています。

車両も、流行りの低床式でなかなかかっこいいんですよ。

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低床式で、停留所と段差をなくそうとすると、どうしても車軸が邪魔でなかなか車体を低くできないんですが、これは、世界的にトラムの復活を印象付けた、スイスの ABB (ブラウンボベリー) 社製の車両です。

現在、ABB 社は買収や合併などによって、ボンバルディア社となっています。

こちらの車両は、1000 系といわれているもので、EUROTRAM の愛称で親しまれています。

7 連接と 9 連接とあり、それぞれ、33m、43m の長さがあります。

また、ストラスブールの車両特性は、他の都市と違い急カーブが結構あるそうです。

なので、車両限界がちょっと小さめで、カーブを曲がるときにはみ出る部分がなるべく少なくなるように設計されているんですよ。

こちらは、D 線の内装。

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こちらは B 線の内装。

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若干違いますね。

このトラムの車両と、パーク アンド ライド のシステムは、数少ない成功例として世界中の都市計画者に注目されています。

日本では、富山県の新交通システムが、このストラスブールのシステムを参考にしているそうですよ。

線路も、芝生がひかれていたりして、年の緑地化に一役かっています。

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なかなかいいアイデアですよね。


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posted by まいど! at 18:00| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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