2014年02月17日

ひとっ子ひとりいない鏡の間


シーズンオフのヴェルサイユ宮殿、それも朝イチでだーれもいないお部屋をかっ飛ばして見て回りましたあせあせ(飛び散る汗)

というか、かっ飛ばして各部屋は写真だけ撮って、ここにきました。

そう。
宮殿の中でも一番有名な鏡の間

CIMG2245.jpg


そうです。
この人のいない鏡の間が撮りたくてわーい(嬉しい顔)カメラ、すっとばして来てみました。

CIMG2251.jpg



何十回もヴェルサイユ宮殿にいっているんですが、こんな写真は最初で最後かもしれませんね手(チョキ)

嬉しくなっていっぱい撮ってしまいましたよわーい(嬉しい顔)るんるん

この鏡の間は、長さ 73m、幅 10m、高さ 12.5m で、こっちから見ると左側に大きな鏡がはめ込んであります。

小さな手鏡程度のものでも超高級品だった 17 世紀、大きな鏡が 578 枚もはめ込まれています。

これを見ただけで、各国貴族たちは、フランスの王家というもののすごさを感じて、戦争しようとも競い合おうとも思えなかったらしいですね。

ちなみにこのシャンデリア、ガラスではなくて水晶ぴかぴか(新しい) なんですよ。

そして、天井画は、シャルル・ル・ブラン作によるもの。

彼は、ルイ 14 世のお抱え画家で、宮殿内のいろいろな天井画を描いたりしています。

この天井画のタイトルは、「太陽王の栄光と歴史」

当時は電気がまだ来てないので(当然ですよね)、明りはシャンデリアにろうそくをともすのですが、普通のろうそくだと煤で天井画が真っ黒になってしまうため、蜂蜜で作ったろうそくを灯していたそうです。

さまざまなフランスの公式行事にも使われていたこの部屋ですが、有名なのは、1919 年 6 月 28 日に第一次世界大戦の終わりを告げるヴェルサイユ講和条約の調印式が行われたのもここでした。

日本からは、西園寺公望氏が来たそうですよ。


さて、鏡の間を堪能した後、そのすぐ裏側にある王の寝室へ。

王の寝室に入る前に、円筒形の間ってのがあるんですが、招待された貴族はここでずーっと待たされます。

そして名前が呼ばれたら王の寝室に入って謁見となるわけなんですが、なかなか呼ばれなく、招待されたはいいが結局ここまで来て会えなかったって貴族も多いみたいですね。

でも、当時はヴェルサイユ宮殿に呼ばれるだけで、超名誉だったとか。

こちらが王の寝室

CIMG2249.jpg



宮殿のど真ん中、東向きに造られています。

太陽が昇る方向を向いているんですよ晴れ

ルイ 14 世はなんでもかんでも儀式なので、朝の儀式、夜の儀式もここで行われていたそうですよ。

1715 年 9 月 1 日にルイ 14 世が亡くなったのもこの寝室だったそうです。

お部屋から見た外の景色。

CIMG2250.jpg



ほんと、宮殿の中心...ということは世界の中心にいるって感じですね。


続いて、鏡の間に戻り、その隣の平和の間を通過したら、これまた有名な王妃の寝室

CIMG2252.jpg



時代は下って、ルイ 16 世のお妃様、マリーアントワネットが使用していたお部屋です。

このベッドで 4 人の子供を産んだんですが、出産は全て公開出産だったそうです。

というのも、何でもかんでも儀式ってのもあるんですが、生まれたばかりの子供をすり替えないかどうか、そういうチェックもあったそうですよ。


こちらは公式晩餐が行われた、グラン・クヴェールの控えの間

CIMG2253.jpg



晩餐会も儀式としていましたが、ルイ 15 世はあんまり賑やかなことは好きではなかったみたいで、内輪だけでの夕食を好んだそうです。

マリーアントワネットは、始終退屈していたらしく、夕食時に音楽を奏でることを要求。

これを見た貴族たちが後に、優雅に食事を音楽とともにとるってマネしていったわけですね。

フランス料理のルーツとなっているのは大きく分けて 2 つ

一つはもともとあった地方の郷土料理からきているもの。
例えば、エスカルゴとかポトフ、ブイヤベースと言ったものですね。

そしてもう一つは、古くはフィレンツェのメディチ家出身で、アンリ二世のお妃さまに当たる、マリー・ド・メディチがフランス王家にやってきたときのもの。

それらがヴェルサイユ時代に確立され、それを見た各国の貴族が自分ところの国に持って帰り、ヨーロッパ中に広まったとされています。

ところが革命が起きて、王家が無くなってしまうと、職を失った宮廷お抱え料理人たちがパリの町へ行って、自分たちの料理を一般庶民に提供した...

ま、こんな流れでしょうかね。

もちろんその間にいろいろな変遷もあったんですが。

そして、今...

フランス料理は、新たな転換期を迎えております。

ってのは...
あ、この歴史を書いているとそれだけで、一冊の本ができてしまうので、またの機会にね。

最後のお部屋には大きな絵、ジャック・ルイ・ダヴィッドによるナポレオンの戴冠式が掲げられています。

CIMG2255.jpg



これ、1804 年にパリのノートルダム寺院で執り行われた、ナポレオンの戴冠式の絵なんですが、これとほとんど同じ絵が、ルーブル美術館にもあります。

こちらは以前にブログで書いたので、こちらを見てね


というわけで、何度も書いてますが、シーズンオフで朝イチのヴェルサイユ宮殿、こんなにガラガラでした。

ちょっと寒くて、日中の時間も短くて、イベントも何もないんですが、人がいなくてじっくり観光できるってのは冬ならではの楽しみですわーい(嬉しい顔)るんるん


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posted by まいど! at 18:00| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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