2014年06月19日

リスボンで「本物」のファド


リスボンの最後の夜は、みんなでファドを聴きに行きましたわーい(嬉しい顔)るんるん

フランスにはシャンソン、イタリアにはカンツォーネ、アメリカにはカントリ・ウエスタン、アルゼンチンにはタンゴ、ブラジルにはサンバ、そして日本には民謡とそれぞれの国がもつ独特の文化音楽があるように、ポルトガルにも民族の心を表す歌、

ファド ( Fado )

があります。

もともとはリスボンで生まれた音楽だそうで、ファドの奏でる歌は、恋歌を初め、昔から他国へ出稼ぎにでる移民が多いことから、祖国ポルトガルを恋うるノスタルジックな歌が多とか。

ファドは、一人の歌手と、現地ではヴィオラと呼ばれる 6 本弦のクラシック・ギターと、ポルトガル・ギターといわれる 12 本弦ギターで演奏されます。

歌い手は、つねに全身黒い衣装を身にまとい、多くは黒のショールを肩にかけます。

ファドシンガーとして世界的に有名なのは、なんと言っても 「 アマリア・ロドリゲス 」 ですね。

映画の中で歌った、「 暗いはしけ 」 ( Barco Negro ) が有名で、これからファドが世界中に広がって行ったといってもいいかもしれませんね。

そんなファドを聴かせてくれる場所は、Casa de Fado というところ。

リスボン市内には、アルバイシン地区やアルファマ地区にわりとかたまっています。

今回は、現地ポルトガル人ガイドさんと相談して、団体観光客向けのテキトーなものではなくって、
「 本物のファド 」 が聴けるお店ということで行ったところはこちら。

CASA DE LINHARES

CIMG2930.jpg



食事も...レストラン ということで、ちょっと早めの 20:00 オープンと同時に予約を取って行きました。

CIMG2911.jpg



入り口

CIMG2910.jpg



中は洞窟のような感じで雰囲気も最高グッド(上向き矢印)

CIMG2880.jpg



行った時間はまだまだ全然早い時間だったので、当然一番乗り。

誰もいなかったので、ゆっくりと店内の写真を撮りましたわーい(嬉しい顔)カメラ

夕食は、ショーとセットのグループコースメニューもあったけど、お昼も食べすぎていたこともあって、ちょいと軽めのアラカルトを。

よくわかんなかったけど、Bife a Portuguesa ( 子牛のポルトガル風 ) € 18

ポルトガル風って言葉にひかれて注文しました。

出てきたのは...

CIMG2883.jpg



中は、

CIMG2886.jpg



よくわかんなかったけど、おいしかったですよ。

そうこうしながら歓談してると、お店の中もたくさんの人になってきて、場内も暗くなって、演奏スタートるんるん

21:00 頃からかな。

まずは女性。

CIMG2898.jpg



だいたい 15 分ほど歌って、5 分ほど休憩して、また次の人...ってパターンです。

CIMG2904.jpg



店内は、満席。

CIMG2907.jpg



予約取っておいてよかった...
てか、よく当日の昼でとれたなぁーと。

そういえば、現地ガイドさんがお店に連絡してくれたときに、

「 今なら人数分あいてるみたいだけどどうする? 」

って言ってたもんな。

二人の歌が終わったら、ギターソロ

CIMG2914.jpg



こちらは普通のギターですが、下のはいわゆるポルトガルギターというものです。

CIMG2916.jpg



よーく見ないと 12 弦ってのはわかりにくいかもしれませんが。

普通のギターは、深みのある音色。

ポルトガルギターは、ハリのある音色なんですが、どこか物悲しい弾き方で、すごく情緒がありました。

ポルトガル人じゃなくても、こころにジーンとくるものがあるんだなやぁ...

ギターソロが終わって、また歌い手さん登場。

CIMG2921.jpg



今度はデュエットで。

CIMG2923.jpg



この他にも、いろいろな方が歌って、結局、2 時間近く歌を聞いていたので、3 時間くらいいましたね。

ファドのショーは、この後も夜更けまで続いていくんですが、キリのいいところで帰らないと、帰れなくなってしまいますよ...

ま、15 分おきに休憩が入るので、タイミングはとりやすいです。


このお店、いろいろなネットの評価も高く、お店の紹介の文の中に、

ファド発祥の地とされるアルファマにある、トップクラスのファド・レストラン。オーナーの一人、マヌエル・バストス自身もファド歌手で、メランコリックな声でリズムに富んだファドを聞かせる。国民的詩人カモンエスが晩年に住んでいたという逸話も残された 16 世紀の建物は、一見に値する。高いアーチを生かした石造りの空間が見事で、音の響きもすばらしい。シダーリア・モレイラ、セレステ・ロドリゲスなど一流歌手が出演しているだけでなく、モダンにアレンジされたポルトガル料理もおいしい。サービスも洗練されているので、ちゃんとドレスアップして出かけよう。
madame FIGARO Japon より一部抜粋


というのはありました。

ま、ドレスアップってのは大げさですが、T−シャツと短パン以外だったら、別にジーンズでも何でも OK ですよ。

お店
名前 : CASA DE LINHARES
住所 : Beco dos Aemazens do Libgi No2 Alfama, 1100-037 Lisboa
TEL  : +351 21 88 650 88
営業時間 : 20:00 〜 深夜まで
料金  : アラカルト    € 18 前後 + € 15 ショー・チャージ
      グループメニュー € 36 【 飲み物なし 】
               € 45 【 水・1/2 ボトルワイン・コーヒー付き 】
              ショー・チャージは含まれます
URL  : 
http://www.casadelinhares.com/

リスボンの歴史地区の一つである、アルファマ地区にあるファドレストラン。
昔ながらの雰囲気のある店内はそれほど広くなく、しっとりとした雰囲気でファドを聴くことができます。
観光客向けの店によくあるような、ファドもやるし民族音楽もやる、そんな演目ではなくあくまでもファドにこだわっています。
食事もおいしく、じっくりとファドを聴くのならお薦めです。
店員さんも親切で、いろいろと相談にも乗ってくれます。
ただ、タクシーで目の前まではいけないので、下車して少し細い道を歩かないといけないので、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。



にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


  





posted by まいど! at 18:00| Comment(0) | ポルトガル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: