2014年07月04日

山奥の巡礼地 「 コンク 」


翌日は、フランスの
サンチアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路のひとつ、「 ル・ピュイの道 」 にある、山奥に突如としてひらけた村、コンクに到着。

CIMG3113.jpg



この町は、巡礼路の中でも最も山奥にあるということで、山道をクネクネドライブして、ようやく開けたところにたどり着いた...と言う場所です。

今でこそ車でスーッといけるのですが、昔の人たちはこの山道をずーっと歩いて行ったんですね。

昔の巡礼路と街並みです。

CIMG3126.jpg



左手の大きな教会は、巡礼教会である、「 サン・フォア修道院 」

CIMG3125.jpg



早朝だったので、静かなたたずまいが印象的です。

CIMG3124.jpg



村の井戸というか、泉。

CIMG3122.jpg



巡礼路はどんどん続きます。

CIMG3119.jpg



が、その辺で戻って、村の修道院に行ってみましょう。

CIMG3121.jpg



こちらが、サン・フォア修道院。

CIMG3117.jpg



有名なのが、正面入り口の上にある、半円形の彫刻群。

「 タンパン 」 というのですが...

CIMG3116.jpg



大雑把に言って、正面中心にキリスト。

最後の審判を題材にしていて、向かって左側が天国を表しており、右側が地獄を現しています。

この後この中に入って見学したんですが、ここでもとっても親切で丁寧なんですが、よくしゃべる英語のガイドさんの通訳に忙しくて、なかなか写真をとる暇がなかったです...

この教会の近くで、昔の巡礼者の姿をした木の彫り物を発見目

CIMG3118.jpg



巡礼者のシンボルと言うと、帆立貝です。
この木彫りの彫刻の人も、左側の腰に下げてますね。

帆立貝が巡礼者のシンボルになったのは、いろいろな説があります。

例えば...


1 巡礼者たちが持ち帰って来た説、その1

巡礼者たちはやっとの思いでサンチアゴに着いて、ホタテ貝を食べ、
行って来た証としてホタテ貝の殻を持ち帰ったという説。



2 巡礼者たちがもって帰って来た説、その2

巡礼者たちはサンチアゴに行ったはいいが、何か証になるものがほしかった。
今でこそ大聖堂の周りにはたくさんのおみやげ物屋さんがあるが、当時は何も無かった。
何か無いかいなと大聖堂の裏に行ったら、海岸にたくさんのホタテ貝の貝殻が落っこちていた。
これでいいや、と持って帰ったという説。

ま、神社に行ったときに買うお守りのようなものですね。


3 ヤコブの遺骸を運んだ小舟についていたという説

弟子が、ヤコブの遺体を乗せてサンチアゴに運んできた船にホタテ貝がびっしりとくっついていたという説。


4 海に落ちた騎士を助けたという説

騎士が馬に乗っていて、馬が足を滑らせて騎士もろとも海に落ちてしまったとき、
「ヤコブ様、どうかお助けください」と必死になって祈ったところ、体が浮き上がって助かりました。
その騎士と馬の体にはホタテ貝がぎっしりと張り付いていたという説。



5 貝殻をお皿代わりにして食べ物を恵んでもらった説

巡礼者は、水筒代わりのひょうたんと、ホタテ貝の貝殻を持って行き、
施しを受けるときに、それに食べ物を入れてもらったという説。



などなどです。

現在でも、巡礼路や巡礼教会にはホタテ貝のしるしが書いてあり、これをたどっていくと、ちゃんとサンチアゴにたどり着けることができると言うことです。


そんな話をしながら、また駐車場に戻って行きました。

CIMG3124.jpg


ちょっとシーズン前だったのと、朝早かったので、静かで落ち着いてのんびりと見学できましたわーい(嬉しい顔)手(パー)


にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


  






posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック