2014年10月05日

シャンティイ城の美術館〜2


シャンティー城の中は、始めっからオーマル公の絵画や工芸品のコレクションを陳列するという考えの下に設計されました。

大きく分けて 3 つのセクションに分かれていますぴかぴか(新しい)

そのうちの一つ、地上階のセクションから。

こちらはオーマル公の居住空間となっていて、19 世紀当時の様式を中心とした、簡素で近代的な、機能性も重視した設計になっています。

入り口で、日本語のオーディオレシーバー音楽 を借りて、日本語の解説を聞きながら周ってみましょうるんるん

全部のお部屋を紹介するのは大変なので、ダイジェストでちょこっと手(チョキ)

まずは入って左側にあるのが、

オーマル公の図書室

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16 世紀に建てられたプチシャトー内にある図書館は、1876 〜 1877 年、全建物の再建の責任者でもあった建築家、オノレ・ドメによって造られました。

モンモランシー家とブルボン・コンデ家が所有していた写本で、これらの写本はフランス革命時に没収されてしまいましたが、1815 年、ブルボン家最後の後継者に返還された後、オーマル公に寄贈されました。

コレクションとしては、1850 〜 1897 年にかけて、オーマル公によって収集された手書きもしくは印刷本が貯蔵されています。
その数は、1,500 点の写本と 11,500 冊の印刷本、合計 13,000 冊が置いてあり、そのテーマは主に文学もしくは歴史にかかわるものですあ。

資産家であり、学識豊かであったオーマル公は、その収集への情熱と知識で 19 〜 20 世紀のフランスでは、本のコレクターの第一人者でした。

現在ではもちろん、フランス学士院の所有となっています。


お次の部屋は、

衛兵の間

CIMG4126.jpg



この部屋は、大コンデからオーマル公に至るまでの、さまざまなシャンティイ―城の所有者に関連した様々な軍事品で飾られています。
ここは、19 世紀にグラン・シャトーとプティ・シャトーを結ぶために建設された建物の中の一部分になっています。


こちらは、

グランド キャビネット

CIMG4128.jpg



角部屋になっていて、コンデ王子の部屋で、1720 年ごろに建てられました。
ハンティングのモチーフで飾られた白と金色の木細工は、18 世紀初頭の特徴的装飾です。

暖炉の上にある時計は、ルイ 14 世が使っていたものです。


続いては、

戦いのギャラリー 又は 大コンデの戦績のギャラリー

CIMG4134.jpg



大コンデはかつて画家ソヴール・ル・コンテに彼の重要な軍事戦役を描写したシリーズ画を 11 枚製作させました。
その上、製作中に細かい指示も出しました。
この絵画制作は 1686 年から 1692 年までに及び、絵画制作が始まってほどなく大コンデは亡くなりました。

完成した画は、この部屋に年代順に並べられています。

暖炉の左右両側には、ダーバイスによる、17 世紀における偉大な軍事指導者、つまり大コンデと彼の従兄トゥレンヌの大理石でできた胸像があります。


その先の部屋は、

音楽の部屋

CIMG4133.jpg



18 世紀に、音楽の部屋に続く部屋として、コンデ往時のコレクション陳列室が設立されました。
この部屋には鉱物のサンプルや動物のはく製、さまざまな自然の珍しいものが保存されていました。
このような貴重品を陳列する部屋は、啓蒙の世紀の貴族邸宅では一般的であり、それは科学や知識への情熱の証でもありました。

お部屋の装飾は、そうですね。白と金色の木細工。
18 世紀の特徴ですよね。

19 世紀の部屋を再現したのに、18 世紀のものが多いというのは、19 も世紀半ばをすぎてくると、18 世紀の工芸品を集めたりする、いわゆる 「 リバイバル現象 」 が起こり、裕福な人々は 18 世紀の家具を探し求め、ブルジョワ階級は 18 世紀 “ 風 ” の品を職人に作らせました。

これは、現在のアンティーク・コレクターが、ちょうど 1 世紀くらい前の品、印象派やアール・ヌーボーに魅力を感じるのと同じことなのでしょうね。


というわけで、地上階の各部屋をダイジェストで見てみましたわーい(嬉しい顔)


続いては、その一つ上の階の絵画がたくさん陳列されているセクションへ。

つづく...


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posted by まいど! at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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