2015年05月04日

アムステルダム国立美術館の名作


アムステルダム国立美術館 ( Rijksmuseum Amsterdam ) に入ってみましたわーい(嬉しい顔)

10 年近く修復工事のため閉館していたんですが、晴れて、2013 年の 4 月 14 日にオープンぴかぴか(新しい)

それまで、フィリップス棟と呼ばれていた別館に展示されていた作品群も、本館に戻ってきました手(チョキ)

僕自身、前来た時は本館でいろいろな絵画を見たので...ということは、10 年近く来てないってことなんですね。

というわけで、たくさんのオランダ絵画の中から一部をご紹介。

まずは、ここに来たらなんといっても外せないのがこちらですよね。

CIMG5417.jpg



17 世紀オランダ絵画の巨匠、レンブラントが 36 歳、絶好調の時に描いた 『 夜警 』

『 フランス・バニング・コック隊長の市警団の集団肖像画 』 というのが正式タイトルなんですが、その名の通り、火縄銃組合の自警団のメンバーみんながお金を出し合って、集団記念写真的なものをレンブラントにお願いしたんですが...

できた絵がこれなんですよね。

中央にスポットライトが当たってる隊長は、ま、いいとしてその他の人たちが、光があたってたり、ぼやけていたり、暗くなっていたり...

レンブラントにしてみれば、光と影のコントラストを巧みに使った、ま、
芸術の観点から見れば最高傑作なんですが、集合写真の観点から見れば、全然だめなんですよね。

集合写真で、自分がピンボケだったら、

「 このカメラマン、へたくそ!」

ってなるからね。

みんな平等にお金をそれも安くない金額で、できた絵がこれ...もうやだ〜(悲しい顔)

ということで、自己満足で描いたこの絵ですが、それ以降、

「 あいつはピンボケの絵しか描かないぞ ! 」

なんていう悪いうわさが飛びまわって、全くオーダーが入らなくなってしまったらしい...

という、かわいそうな絵となってしまいました。

ちなみに、これ 「 夜警 」 というタイトルなんですが、室内で自警団が集まって、これから出動だ...ってところを描いたもので、夜なのか昼なのかは分からないそうですよ。

光の使い方が巧みで、中央と後はスポットでバランスよく光をあてて描いているので、バックが暗くなっているから、夜っぽく見えますがね。

ま、暗くなってるってのは、絵の表面に塗られたニスが変色して暗くなってるってのもありますけどね。

こちら、もともとは火縄銃手組合集会所に掲げてあったのですが、1715 年に市庁舎に移された時、市庁舎の掲げる場所のスペースが絵のサイズと合わなかったため、左約 60cm、 上約 25cm、 右と下約 10cm をカットしたと言われています。

もともとの絵がその近くに小さくかかっていました。

CIMG5425.jpg



左の方に登場人物が増えましたね。

それに絵全体のバランスもよくなったような気がしませんか?

それに動きも出てきましたねわーい(嬉しい顔)


はい、そしてオランダ絵画の巨匠でもう一人忘れてはいけないのが、日本とアメリカで絶大な人気を誇る、
ヨハネス・フェルメール

こちらも代表作の一つ、牛乳を注ぐ女

CIMG5422.jpg



こちらも国立美術館の代表的作品で、フェルメールのさまざまなテクニックが見てとれます手(チョキ)

例えば、ちょうど女性の右手上あたりに消失点ってのがあり、そこを中心に遠近法で描かれています。

あの、レオナルド=ダ=ヴィンチがよく使ったやり方ですね。

その遠近法にプラスして、左の窓からのやわらかい光がより一層絵に奥行き感を出しています。

バックの壁は漆喰で、その近くにある小物なんかも、レンブラントのようにぼかしていない...ぱっと見た感じ全てにピントが合ってるのにもかかわらず、遠近感がすごくわかりますね。

そのため、ぱっと絵を見たときにミルクの壺に吸い寄せられるように目が行きます。

後は、パンに光があたっており、その光の反射のおかげでとってもおいしそうに見えたり、注がれている牛乳がねじれていて躍動感があったり...

こちらは、小路 ( デルフトの小道 )

CIMG5421.jpg



フェルメールの描いた絵の中で 2 枚だけある風景画のうちの一つです。

こちらも日常を描いているんですが、ただの風景だけではなくて、例えば、真ん中奥に立っている女性は白い消毒用の石灰を撒いていたり、右側のおばあさんは縫物をしていたり。

これ、フェルメールが育ったデルフトの町を描いたものだと言われていますが、デルフトのどこだか特定はできないそうなんですよ。

ま、謎が多い画家フェルメール、その謎が人気の秘密なのかもしれませんね。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | オランダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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