2015年05月10日

ネロが最後に見た二枚の絵


アントワープの大聖堂

フランドル地方で最も大きなゴシック建築の大聖堂。
1352 年に建築が始まって、196 年かかってとりあえずの完成はしたんですが、その後も、1533 年までなんだかんだと増改築がおこなわれて現在の姿になりました。
123m の北の塔が目印のちょっとちぐはぐな形がまたいいんですけどね。

IMG_9643.jpg



さてここで有名...というか僕の中では絶対に外せないのが、
TV フランダースの犬の物語ぴかぴか(新しい)

もうご存知ですよね。

まずしいけど正直者で、とってもまじめな主人公ネロとそれを取り巻く人々のお話し。

絵が大好きで、ルーベンスの才能を受け継ぐとまでプロの画家に言わしめたこの少年が、どうしても見たかった絵がこの大聖堂の中にあります。

ルーベンスの描いた 3 枚の絵

真ん中にある聖母マリア被昇天の絵はいつでも見られたのですが、両脇にある 2 枚はカーテンがかけられていて、お金を払わないと見ることができないと言われていました。

こちらが聖母マリア被昇天

IMG_9640.jpg



この絵の下絵は、オランダのマウリッツハイス王立美術館でみましたね手(チョキ)

ここで本物 ( ま、あっちも本物ですが...) を見る予定だったので、どうしてもあちらで下絵を見たかったんですわーい(嬉しい顔)

物語では、ネロ少年は、ミルクの配達が終わった後ほとんど毎日大聖堂にやってきて、いつもこの絵にお祈りをして、いつかルーベンスの 2 枚の絵を見せてくださいと...

そして物語は最終回第 52 話

村一番のお金持ちのコゼツ家の風車を放火したという濡れ衣を着せられ、何もかも失ったネロは雪の中一人で大聖堂へ。

IMG_9642.jpg



誰もいない大聖堂を歩いていったらなんと、いつもは閉じられているカーテンが開いているではありませんかひらめき

感動して最初に見たのがこちら。

キリスト昇架

IMG_9638.jpg



イエスが正に十字架にかけられようとしているところが描かれています。

そしてこの絵を見たネロは反対側に走っていったら、同じくカーテンが開いていて見られた絵が、

キリスト降架

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十字架の刑に処された後、息絶えたイエスを十字架から降ろしているシーンです。

両方とも下から上にのびる形で描かれている、とても力強い絵画です。

ネロはこの絵の下で倒れているところにパトラッシュが駆けつけてきて、とっても幸せだと言って天国に召されて行きましたもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

このあたり、ほんと、涙なくしては見られないシーンですねもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

フランダースの犬はアニメの映画にもなっており、これを見た時は、内容を知っているだけにオープニングからもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)の世界でした...

というわけで、いつもはほとんどを弟子に描かせているルーベンスですが、今回は、

おらが町の大聖堂の絵

ということで気合が入ったんでしょうね。

ほとんど自分で描き上げたと言われています。

アントワープに行かれたら、いや、行かれる前に是非フランダースの犬をご覧になっていってくださいね。

テレビアニメだと長いので、劇場版のアニメ映画だと短いですよ。

というわけで、大聖堂を離れて駐車場に向かいました。

IMG_9657.jpg



遠くから見ると、北と南と塔の高さの違い、よくわかりますねわーい(嬉しい顔)


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ベルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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