2015年05月30日

サルデーニャ島南端の町カリアリ


サルデーニャ自治州の州都でもあり県庁所在地でもあるカリアリは、島で一番の大都会です。

といっても、周辺の都市圏あわせて 50 万人。

人口の約 1/3 がこの辺に集中してるってことなんですね。

で、このカリアリですが、11 世紀頃からピサ共和国ジェノバ共和国、二つの海洋国が狙っていましたがく〜(落胆した顔)

というのもここをおさえると、自国とアフリカとの間の通商路を確保することができる重要な地だったんですね。

14 世紀に入ると、アラゴン王国 ( 今のバルセロナがあるカタロニア州あたり ) がピサとの戦いに勝利してカリアリを征服し、サルデーニャ島を支配する時代へと入っていきました。

なので、今でもサルデーニャ島のいろいろなところでカタロニア語もしゃべられたりしているそうですよ。

その後、18 世紀に入って、ハプスブルグ家の支配、そして、サヴォイア家の支配へをはいって行きます。

現在のカリアリは、大きく分けて 4 つの地区に分かれているそうなんですが、そのうちの歴史的に有名なカステロ地区に行ってみました手(チョキ)

カステロ = お城 ということで、ピサやアラゴンが統治していた時代は、王宮というか、偉い人が住んでいたところです。

特にアラゴン統治時代は、アラゴン人をこのあたりに住まわせて城の周りを固め、地元の人たちは城壁の外の海に近いところに住まわせていたそうな。

というカステロ地区の町。

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いかにも古い町のよう、いい雰囲気ですねるんるん

こちらは昔いくつかあった見張り塔のうちのひとつ、エレファンテの塔

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こちらは、カステロ地区中心地にある、サン・パンクラツィオの塔

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現存する塔はこの二つだけで、どちらも三方が石造りの壁、一方がオープンな状態になっているんです。

これらの塔は、ピサ統治時代の 14 世紀に、城壁の一部の要塞兼見張り塔として建てられました。

こちらは城壁からマリーナ地区を見下ろしてみました。

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スペイン統治時代のカタロニアゴシックの教会も見えていますよ。

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城壁の一部。

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こんな高台にあるんですね。

こちらは城壁内にある考古学博物館の中。

主に、先史時代 〜 ヌラーゲ 〜 フェニキア 〜 カルタゴ時代のお墓の中から出土されたものが展示してあります。

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昔使っていた台所用品や、アクセサリー、武器などがありました。

こちらは液体物を入れておいて、ふたをして海のそこに保存しておいた入れ物だそうです。

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こちらは青銅器の道具を作ったです。

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作り方は今とほとんどおんなじですね。

こちらはつい最近出土してきたもので、
地元の農家の人がトラクターで畑を耕していたら、でかい塊が出てきて、考古学者さんに連絡して掘り起こしたらこんなのだったとか...

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すごいですね。

ということで博物館を出て、ローマ競技場跡にやってきました。

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こちらはローマのコロッセオと違って、一部を山の斜面を利用しています。

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現存する姿は、ギリシャ劇場のような半円形ですが、もともとはコロッセオと同じ楕円形をしていたそうです。

山側の斜面の観客席は残っているんですが、反対側は石造りの壁を作ってそこに観客席を作っていたため、崩れてしまったのだとか...

ちょっと前まではこの遺跡で何かの公演とかやっていたそうですが、今は遺跡の保存状態があまりよくないため、催し物は何もやってないそうですよ。

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というわけで、カリアリの見所はなんと言ってもこのカステロ地区。

ゆっくりと見てまわりました。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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