2015年07月25日

フォントネー修道院に立ち寄り


フォントネ−修道院は、ブルゴーニュ地方にある 1098 年に創立されたシトー会の修道院です。

本シトー会って言うのは、戒律が厳しくて有名なベネディクト会の戒律をもとに、清貧・貞潔・従順の誓願をつら付き通し、沈黙と、祈り、そして働けというモットーとともに、修道院生活を送ってきました。

ここ、フォントネという場所の語源は、泉というラテン語です。

12 世紀から 15 世紀にかけて、ここで最も多くの修道士たちが生活した数は 200 名を越えたといわれています。

フランス革命当時でも、12 人ほどの修道士たちがいました。

1790 年、修道院解散命令後、国の所有物となり、製紙工場になったり、次々に転売されました。

1820 年には、フランスで初めて気球を飛ばしたモンゴフィー兄弟の子孫である、エリドモンゴフィーに買いとられました。

その後、1906 年、リヨン銀行の多くの美術コレクションを持つエドゥアール・エイナールが義父のために買いとりました。

彼は 1911 年までにかつての製紙工場として増築された場所を取り払い、もとの修道院の姿を取り戻す作業をしました。

ここフォントネー修道院は、現在でもエイナール家の私有物となっていて、一部分は一般公開されています。

でもって、1981 年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。



と、前置きが長くなってしまいましたが、早速写真の方にいってみましょうわーい(嬉しい顔)カメラ

こちらは正面入り口

IMG_0238.jpg



この正面の奥の大きな建物がお祈りをする場所です。

IMG_0235.jpg



1139 〜 1147 年にかけて建てられました。

奥行き 66m、高さ 16.7m のロマネスクからゴシックへの移り変わり時期の建物です。

この隣には 15 世紀後半にできた共同寝室があります。

今は礼拝堂も共同寝室もがらんとしていますが、昔は修道院の戒律により、共同生活が定められており、初期のころは修道院長も同じく、そこで睡眠をとっていたそうです。

早朝・深夜のミサもあったので、寝室からすぐに礼拝堂に行けるように、修道服を着たまま休んでいたそうですよ。

祈り、そして働け...

自給自足がモットーの修道会で、農耕、牧畜、山林整備に必要な工具は敷地内の鍛冶作業場と呼ばれている場所で作られていたそうです。

というわけで、一時間ほどのんびりと散策してみました。

IMG_0234.jpg

IMG_0230.jpg



静かでいい場所ですよ。


にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


  






posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック