2016年02月09日

世界の果て号で国立公園へ


パタゴニアと言う言葉は、マゼランが 1520 年にスペインからやってきた時、グアナコの毛皮をつけた大きな足を下先住民を見て、

Pata = 足

Gon = 大きい

と言って、それがここの語源になったらしいです

そして、この世界最南端の都市と言われている ( 都市と言うにはちょっと規模が小さいけどね ) ウシュアイアという町の意味は、湾の端っこなんだそうです。

この辺りでは、おらが町が世界最南端...というのがいろいろなところにあるんですが、ま、町...という規模をしっかり持っているのは、一応ここなんだそうです。

そらそーですよね。

もっと南の山奥で、民家が 2 〜 3 軒あるようなところなんていっぱいありそうですから、キリないです。

そんなウシュアイアはフエゴ島という島にあるんですが、大西洋を南下してきたマゼランは、断崖の上にいくつもの火が燃えているのを見つけました

先住民が焚くたくさんの松明だったのですが、風がとっても強いこの地で普通に燃えている火を見たマゼランが、“ ティエラ = デル = フエゴ ” = “ 火の大地 ” と名づけました。

19 世紀に入ると宣教師が、そして後半になるとゴールドラッシュも起こり人口は増えてきました。

また、フエゴ島はその最南端という位置と孤島である地理的環境から、20 世紀前半には凶悪犯の流刑地となっていた歴史も持っています。

囚人たち、山の木を伐りおろして街を造っていき、現在のような都市の発展の基礎を造りました。

そんな囚人たちが作業したところが現在の、ティエラ・デル・フエゴ国立公園となっており、そこに行くのに、世界の果て号と言う鉄道が走っています。

前置きが長くなりましたが、新年早々、その鉄道を乗りに行きました

ウシュアイアから西に 10km ほど行ったところにある鉄道の駅。

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El Tren del Fin del Mundo

文字通り、世界の果て号と言うこの鉄道は、現在では、南フエゴ鉄道 El Ferrocarril Austral Fueguino と言う会社の経営です。

その昔は、囚人たちが木を伐採してそれを運ぶために、約 25km の鉄道を敷設したのが始まりです。

1949 年の大地震で線路が分断されて廃線となったのですが、1994 年に末端の 7km 部分が観光用として開通しました。

ホームの待合室で改札開始時間までちょっと待機

列車内の解説は全部スペイン語と英語なので、係りの人に言えば日本語の簡単なパンフレットをくれます。

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とっても気さくで親切な係りの人でした


そして時間になって改札開始

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車内はこんな感じ

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囚人たちが作った頃はこんな機関車が引っ張ってたのかな?

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全長 7km を約 1 時間かけて移動するんですが、途中のラ・マカレナ駅で少々停車して、外に出られます。

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この切り株が囚人たちが切った木のあとなんだそうです。

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切り株の位置が高いのは、雪の積もった冬場に切られたものなんだとか。

そしてこちらがマカレナの滝

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ふうん

こんなもんなのか...と思っていたんですが、上の方に行くとすばらしい滝がありました

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ここで機関車を撮って見ましたよ

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3 種類ある機関車のうち、これは、L・D・ポルタ号 というそうな。

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反対側から。

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こちらは客車。

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ここで 15 分ほど停車した後、またごとごとと走って約 30 分。

終点の国立公園駅に到着しました

ここでガイドさんが車と一緒に待っていてくれて、国立公園内の観光に出かけました


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アルゼンチン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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