2016年02月17日

ヴェネツィアのカーニバル


この時期はヴェネツィアのカーニバル真っ只中...でした

今年はそんなに寒くもなく、日中はコートのいらないくらいの陽気

ヴェネツィア本島に宿泊して、ちょっとホテルの周りを歩いたら、ぽつぽつと仮装した人たちと出会いました

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分かります?

これ、帽子が光ってるんですよ 💡

いきなりすごい人たちがいたもんですね

夜の街角で...

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ここで、ちょこっとカーニバルのことを書いてみます

📖 地中海諸国では紀元前から冬の終わりと春の到来が祝われてきました。
その祭典で人々はよく仮面をつけていたものでした。
1296 年、「 もっとも高貴なる共和国ヴェネツィア 」はカルネヴァーレ ( カーニバル ) と呼ばれるこの祭りの期間の最終日を共和国の祝日に定めた。

もう少し詳しく解説すると、春の初めは 3 月 21 日。
この日を過ぎた最初の満月の次の日曜日が、キリストの復活を祝うイースターです。
そのイースターの 46 日前が 「 灰の水曜日 」 で、その前日が 「 肥沃な火曜日 」 ( マルディ・グラッソ )。
現代のカーニバルは約 2 週間で、この 「 肥沃な火曜日 」 まで続きます ( 年によって 1 月末 〜 3 月初め )。

何世紀にもわたって仮面やカーニバルはヴェネツィアに繁栄をもたらしたが、その理由の一つは肉欲だ!
カーニバルになると人々は肉欲にふけった。
仮面を利用すれば正体を見破られずに密会を重ねられた。
男は女に、女は男に変装できた。カトリック教徒は仮面のおかげで周囲に知られたくないことをする自由を手にした ( もっとも貴族の子女を入れる修道院では、仮面をつけた人間がいつでも自由に出入りできたそうです )。

しかし、理由はそれだけではない。
カーニバルでは庶民が上流階級や権力者をからかうことが許されていた。
つまり仮面は社会的な機能を果たすもの。
緊張を和らげ、誰もが平等な社会に暮らしているという錯覚を与えたのだ。
「 バウダ 」 をつけるだけで人々は同じになれた!
金持ちも貧しい人間も、ヴェネツィア市民も異邦人も、貴族も平民も・・・。

理由はまだある。
ヴェネツィア共和国は重要な交易の中心地。
市民が多様な文化に親しんで異なる宗教や人種を受け入れていたヴェネツィアは、東西ヨーロッパが交わる地だった。
これはヴェネツィアならではの特徴で、商業と娯楽を大いに発達させた。
船乗りの技術が優れ、アジア人と接触し、ユダヤ人やイスラム教徒の承認を受け入れたヴェネツィアは 「 商業、交易、楽しみの永遠なる中心地 」 として栄えた。

ヴェネツィアは異邦人が安心して滞在し、取引し、快楽を味わえる場所だった。
市内には彼ら専用の巨大な宿 「 フォンテギ 」 が数多くあった、
しかし 「 フォンテギ 」 は 「 ゲットー ( 隔離地区 )」 に変えられる危険をはらんでいた。
ヴェネツィアには社会、政治、宗教的な議論が起こる可能性が常にあり、混乱や暴力、犯罪の原因になりかねなかったからだ。
市内にはいち早くユダヤ人のゲットーが存在していた。これら議論の芽を摘むのにも仮面は役立った。
仮面は多くの商人に交流の場を、あらゆる人間に行動の自由をもたらした。
市民の生活、ビジネス、政治、外交の真の原動力だった。

ある時期にはヴェネツィアでは公式晩餐会、特別な祭典、劇場や役所での仮面着用を義務付けられたことがある。
しかもそれだけでは不十分だったらしく、カーニバルの期間を延長。
10 月 5 日にスタートして肥沃な火曜日で終わり、イースター後に再開して 6 月半ばまで続くようにした。

一方、カトリック教会では仮面の行きすぎた流行には反対で、カーニバルが長く続くことも嫌った。
やがて仮面は神聖な建物内では禁じられ、宗教的な装束と組み合わせることも許されなくなった。
ナポレオンがヴェネツィアを侵略した 1797 年、仮面は禁止された。
オーストリアの支配下にあった時も、第二次世界大戦のムッソリーニ時代にも禁じられた。

1979 年、衰退していたヴェネツィアのカーニバルは復活した。
今では年ごとのテーマがあり、各国から寄せられた仮面から最高賞が選ばれる。
とはいえ、ヴェネツィア市民はスポンサー頼みの新しいカーニバルを疑問に思っている、
ビジネス色が強くなったカーニバルに心がかきたてられないのだ・
世界からやってくる膨大な数の観光客を受け入れながらも、年の精神と市民の心を失わないようにする。
これがヴェネツィアのカーニバルの今後の課題だろう。

【Lio Giallini コメント引用】



とまぁ難しいことも書いてみたりしましたが、でも、われわれ外国人、

楽しければいいんです

翌日、街角で出会った人たちを撮ってみました 📷

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頑張って撮ってる人もいましたよ 📷

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ルパン三世と銭形のとっつぁん

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まだまだたくさん

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この男性はゴッホかな?

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観光客もちょこっと仮装して...

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子供たちも

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ほとんどの人たちは、カメラを向けるとエクスタシーを感じるらしく、しっかりとポーズをとってくれました

というわけで、フルコスチュームの人たちを中心にたくさん撮りましたよ。

最近、だんだんと派手さがなくなってきているとは言われていますが、なかなかどうして。

本格的な人たちもかなりたくさんいらっしゃいましたよ


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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