2016年04月19日

ゲーテが通っていたビア酒場


ゲーテは 16 歳の時からライプツィヒ大学に 3 年間通ってました。

学生時代のゲーテはかなりやんちゃ飲んだくれて...でよく通っていたお店がこちら。

AUERBACHS KELLER

ショッピングアーケード内の地下にあり、ちょっとわかりにくいんですが、地下に下りる階段の脇にはゲーテが書いた 「 ファウスト 」 の一幕をイメージした像が建っていました。

こちらが有名な、ファウスト博士と悪魔メフィストフェレスの像

CIMG7483.jpg



反対側にもファウストの一場面の像がありました

CIMG7485.jpg



ゲーテは学生たちで賑わうここ、アウアーバッハス・ケラーによく通っていたそうなんですが、ここで
ファウスト博士が悪魔の力を借りてワイン樽に乗って飛んだという言い伝えを聞いて、彼の不朽の名作である、「 ファウスト 」 の第一部にこのお店を登場させています。

それによってこのお店もとっても人気が出てるみたいですよ

特にアメリカの方々がこの物語が好きらしく、そんなこともあってアメリカ人の間では超絶人気なんだそうな。

なんでもあるアメリカの調査によると Auerbachs Keller は、アメリカの某研究機関の調査の中で、
世界で最も有名なレストラン・ベスト 10 の第 5 位にランクインしているとか。

1. Münchner Hofbräuhaus ( ミュンヘン、ドイツ ) ・・・ たまに行きますね 🍺

2. Caesar’s Palace ( ラスベガス、アメリカ ) ・・・ 前通っただけ...👟

3. Café Sacher ( ウィーン、オーストリア ) ・・・ 何度か行ったことありますよ

4. Hard Rock Café ( ラスベガス、アメリカ ) ・・・ まだ行ったことない

5. Auerbachs Keller ( ライプツィヒ、ドイツ ) ・・・ 今回行きました

ということで。

で、この像の後ろにある階段を下りて行って、

CIMG7482.jpg



入り口。

CIMG7465.jpg



というか、ここでお店が二カ所に分かれていて、実際にゲーテが通っていたって場所は、個室がいくつか分かれている、

Restaurant Historische Weinstuben

本当はこちらでお食事したかったんですが、なっかなか予約が取れないくらい人気なんだとか...

で、我々が今回行ったところは、その向かいっ側にある、

Restaurant Großer Keller

CIMG7468.jpg


こちらは地上階にあるアーケードとともに、1912 年に作られ、最大 500 人ほどは入れる大ビアホール形式になっています。

こちらもほとんど満席で、予約してない人はみなさんかなり待たれていましたよ。

というわけで奥の方の席に案内され、まずはビール 🍺 と。

erfurt (2).jpg



やっぱり地元のビールですよね

そしてこの日いただいたのは、

HOT TARTARE BY AN OLD RECIPE OF 1876
with marinated cherry tomatoes and wild herbs salad


CIMG7466.jpg



ホットタルタルってどんな料理なのかな?

温かいタルタル???

いや、出てきたのは普通のタルタルステーキでした。

結構ひかれたのは、1876 年以来のレシピを使ったってところなんですが、ううむ...そのレシピが知らないのでよくわかんなかったけど 💧 おいしいことはおいしかったですよ。

そしてメインはザクソン地方の郷土料理から、

UR-KROSTITZ' DARK BEER MEAT
Slices of Pork neck, with sauerkraut, mushrooms, onions, pickles and potato cake


CIMG7467.jpg



ってこれもよくわかんなかったけど、要するに豚の首の部分の肉とザワークラフトやキノコ、玉ねぎ、ピクルス、ポテトケーキなんかをクロスティッツビール ( ライプツィヒの地ビール ) で煮込んだものだそうです。

当然、飲んでいたビールはこれだったので、それにしてみました

ま、味は普通でしたけど、やっぱりここでこれを食べないとね。

というわけで、飲んで騒いで、とってもにぎやかなお店でした。

ちなみにここ、1885 年 12 月 27 日に森鴎外が友人の哲学者井上哲次郎と一緒に訪れたことがあります。

ほらね。

CIMG7470.jpg



その時、ゲーテのファウストを翻訳することを決心し、その後日本最初の翻訳を出版しました

こんなところにもつながりがあるんですね。

アウアーバッハス・ケラーはこの偉業を称えて、ライプツィヒ派の画家ポーレンツが 2009 年、壁に幅 3m 余りの森鴎外の壁画を描いています。

今回は人が邪魔で撮れなかったけど行かれたらぜひ探してみてくださいね


ちなみにこのお店の歴史は、1525 年まで遡ります。

当時の医師で教授のハインリッヒ・シュトローマー・フォン・アウアーバッハは、
「 ワインは正しく飲めば、各種疾患の予防になる 」 と考え、彼の家のワインセラーに学生のための酒場を設けたことがはじまりであるとされています。

素晴らしいお医者さんですね

僕なんかいつも 「 お酒を控えめに...」 って言われていますが

あ、正しく飲めば...って注意書きも入っていますね

皆さん、お酒は正しく飲みましょう


お店
名前 : Auerbachs Keller Restaurant Großer Keller
住所 : Grimmaische Strasse 2-4 04109 Leipzig Deutschland
TEL  : 0341 - 21610-0
営業時間 : 12:00 〜 22:00 Restaurant Großer Keller
       12/24 定休日         
       18:00 〜 22:00 Restaurant Historische Weinstuben
       日曜・祝日・12/24 定休日
URL  :
 http://www.auerbachs-keller-leipzig.de/


ライプツィヒ旧市街の、メードラー・パッサージュというアーケードの地下にあるビアホール & レストラン。
昔から、
“ ライプツィヒへメッセを訪れながら、
アウアーバッハの店に寄らぬ者は、
なんと無口なことだろう。何故に、
素奴は真のライプツィヒを見ていないのだ。”

と言い伝えられている、歴史のあるお店です。
ゲーテもよく通って 「 ファウスト 」 の一場面にも出てくるということで、世界的に有名になったレストランです。
ゲーテが通っていた方は、Historische Weinstuben といって趣を凝らした部屋になっており、ゲーテ時代の内装を再現したりしていて人気がありますが、貸し切りユーズが多くでかなり予約を取るのは難しいですが、ビアホールの方の、Großer Keller の方は席数もかなりあり比較的予約はとりやすいです。
ライプツィヒに訪れたらとりあえず行ってみるのもいいかもしれませんね。



Auerbachs Keller Leipzig

夜総合点★★★★ 4.0



関連ランキング:ドイツ料理 | ライプチヒ





にほんブログ村 グルメブログ フードアナリストへ
にほんブログ村


  






posted by まいど! at 06:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ドイツの食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ビール飲みたい!このビール飲みたい!!
Posted by 添てん at 2016年04月19日 23:22


>添てんさん

やっぱりこの雰囲気の中で飲むのはいいですね。
盛り上がります。
Posted by まいど! at 2016年04月26日 14:45
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック