2016年04月28日

戦後復興したドレスデン歴史地区


マイセンからドレスデンに戻ってきて、この日の観光は歴史地区へ。

ドレスデンの町は、16 世紀にはザクセンの都として栄え、百塔の町とも言われたこの町ですが、第二次世界大戦で、こっぴどく爆撃されてしまいました

市内中心部はほとんど瓦礫と化してしまったのですが、その後、住民たちの手で復活させ、現在もなお進化している町です。

この日の見学は、前日の夕食後、ぶらぶらお散歩して夜景を撮った場所なんですが、もう一度昼間の景色を。

いろいろとコメントを書き加えながら書いていきますよ

まずはホテルの入り口出てすぐのところにある、ゼンパーオペラ

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ザクセン州のオペラ座、これを建築家の名前をとって、ゼンパー・オペラと言っています。

この建物は、1838 〜 1841 年にかけて、新古典主義の建築家ゴットフリート・ゼンパーの設計により建設されました。

その後、1869 年に火災にあってこの建物も焼けてしまったのですが、その後、前の建物を上回るほど素晴らしい建物にしようと、ゼンパーは同じく建築家の道を歩んでいた息子と共に、8 年かけて作り直しました。

そして第二次世界大戦。

こちらも戦争の時に壊れてしまったのですが、元通り復元するまでに、なんと 40 年もかかったそうですよ。

旧東ドイツ時代では、ドレスデン国立歌劇場と呼ばれていたそうですが、現在は、ザクセン州の管理になっています。

この劇場ではワーグナーが 1843 〜 1849 年まで指揮者を務めており、『 タンホイザー 』 などの初演の地としても知られています。


続いて、こちらは大聖堂

前日と同じような場所から撮ってみました

CIMG7590.jpg



このあたりも戦争でやられてしまった後、瓦礫を集めて元通り復元したそうです。

エルベ川に架かる橋。

CIMG7594.jpg



いい雰囲気ですよね

こちらは有名なフラウエン教会

正式名称は、聖母マリア-ウンゼレ・リーベ・フラウ

聖母マリアにささげた教会です。

CIMG7595.jpg



これ、18 世紀の始めにそれまであった、古いゴシックの教会を取り壊し、建築家のゲオルゲ・ベールに新しい教会を建てさせました。

1726 年 8 月 26 日に工事が始まり、17 年かけて完成しました。

ところが、その後悲劇が訪れます

1945 年 2 月 15 日、ドレスデン大空襲のとき。

教会は、何とか爆弾に持ちこたえたのですが、周りや教会に落ちた爆弾の熱により、内部が高温になって、2 日後の朝に天井から崩壊してしまいました

ドレスデンの市民たちはどれほど悲しんだんでしょうね

1990 年 2 月 13 日
市民運動団体が、「 ドレスデンからの呼びかけ 」 として、フラウエン教会の再建を呼びかけました。

この運動は大きな反響を呼び、多数の個人や民間団体からの寄付で、元通りに再建することとなりました。

もともとあった、ゲオルゲ・ベールの設計図に従い、瓦礫を組み合わせて、また、足りない部分は、古いオリジナルの石材を用いて21 世紀の最先端の技術を駆使して、2005 年 10 月 30 日、10 年の歳月をかけて元通り再建されました。

色が変わっているところは、崩壊した瓦礫そのものを使っているからです。

なお、復元に当たって、国内外の 100,000 上の協力者、団体からの寄付、フラウエン教会グッズ ( 教会の壊れた破片を埋め込んだ腕時計など ) の売り上げなど、さまざまな形で、皆さんが一丸となって、協力したそうです。

僕もわずかながら、協力させていただきました...

どんどん旧市街を歩いていって...

CIMG7597.jpg



そしてこちらは、戦火から免れた、マイセン磁器の絵画、「 君主の行列 」 です。

CIMG7599.jpg


102m の長さがあるこの作品は、1907 年に 25,000 枚のマイセン磁器のタイルをはめ込んで作られたもの。

代々のザクセン選帝侯や、国王などの物語のようなものがたくさん描かれています。

CIMG7600.jpg



そんなこんなで、ドレスデンの主な見所、ほとんどホテルも周りに集中していましたが、ぶらりと散歩が寺見て見ました。

このあとは、ツヴィンガー宮殿内にある、絵画館に行きました。


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posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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