2017年01月05日

アテネ国立考古学博物館より


古代ギリシャの文化に興味のある方は必ず訪れるという、国立考古学博物館

パリのルーブル美術館やロンドンの大英博物館、ベルリンのペルガモン博物館、バチカン博物館、ニューヨークのメトロポリタン美術館など、ギリシャ遺跡のコレクションは世界中にありますが、やっぱり本家本元のアテネの博物館、地元だけあっていいコレクションがそろっています

といっても、僕はあんまり詳しくはありませんので、詳しく知りたい方はいろいろな研究者の方がサイトを開いてますのでそちらを見てくださいね...

って、またまた人任せな記事になってしまいましたが... 💧

んで、ここの博物館は、
クレタ島以外のほぼギリシャ全土で出土したたくさんのコレクションが収められています。

特に、ギリシャが独立した後に発掘されたものは、基本的にギリシャからの持ち出しは不可なので、特に貴重なものはここに展示されているものが多いみたいですよ。

greece16 (24).jpg



それではここの有名どころをいくつか見てみましょう

この辺のは、シュリーマンが発掘した、今から 3500 年前のミケーネ遺跡からの出土品。

黄金のカップなんて今でも使えそうですね。

greece16 (18).jpg



女性用のアクセサリーなんかもあるんですが、やっぱり昔っから女性はおしゃれなんですね

greece16 (17).jpg



今でもどこかで売ってそうなデザインです。

こちらは、わかります?

greece16 (16).jpg



そうです。

安全ピンですよ

昔っから形、変わってませんね

こういったものはミケーネから出土されたということで、ミケーネの遺跡の模型も置いてありました。

greece16 (19).jpg



ええ。

むかし...といっても、今から 3500 年も前にこんなの使っていたわけですから、すごいですね。

もちろんまだまだあるんですが、次へ。

こちらの壺は、2800 年ほど前のものだそうです。

greece16 (20).jpg



立派なものですね。

こちらの青年の像は、紀元前 6 世紀位のものです。

greece16 (21).jpg



この浮彫は、何かのスポーツをしているものですね。

greece16 (22).jpg



これ、レスリングの原型と言われているスポーツなんですが、
古代ギリシャの花形スポーツといえばレスリング

レスリングの上半身だけで戦うというグレコ=ローマンスタイルっていう、グレコはギリシャという意味なんですよ。

ちょうど、紀元前 1 世紀から 5 世紀にかけて、ギリシャ文化からローマ文化への過渡期の時代のことを、
グレコ=ローマン文化って言ってるので、その時代に流行ったスポーツなんですね。

紀元前 5 世紀のこちらも有名なポセイドンの像

greece16 (23).jpg



青銅でできたものなんですが、これ、ギリシャを占領したローマ人がローマに運ぶ途中、船が転覆して海の底に沈んでいたらしい。

1950 年代位にトロール船の網に引っ掛かって水揚げされたらしいです

最近の研究の結果では、これ、ポセイドンではなくてゼウスじゃないかという話もあるみたいですけどね。

それにしても、魚取りしてたらこんなのが網に引っ掛かるなんて... 🚢

さすがギリシャ...

ですね。


まだまだ面白いものたくさんあったのですが、今回はこの辺で


にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


  






posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ギリシャ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月04日

ゼウス神殿から見上げた景色


アクロポリスの丘から下って、町の方へ。

町の真ん中にもこんな感じで広々とした遺跡の空間が公園のように残っています

ここはゼウス神殿だったところ。

greece16 (13).jpg



紀元前 550 年ごろにゼウスに捧げる神殿として建設がはじめられたんですが、つくりかけては中断、またつくりかけては中断と続き、結局紀元 132 年、この地を訪問したローマ皇帝ハドリアヌスが都市計画としてアテネの町を整備したときに、この神殿も自分を祀るための神殿として完成させたんだとか。

遠くから見てもよくわかんないんですが、近づいてみると、その土台といい、柱の大きさといい、相当な大きさの建物だったんだなということがよくわかります。

現在は 15 本の柱しか残っていませんが、
もともとは、神殿の長さは約 110m、幅は約 43m

神殿の前後にはコリント式の柱 8 本が三列ずつ、側面には 20 本柱が二列ずつが並び、
柱の総計は 104 本で、ギリシャ国内最大規模の神殿だったそうです

ちなみにファサードのもともとの高さは 27.4m あったみたいですね。

んで、この神殿とバックにアクロポリスの丘との両方が撮れるポイントがあるので、そこで一枚 📷

greece16 (12).jpg



天気も良くていい写真が撮れました


にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


  






posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ギリシャ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月03日

アテネのパルテノン神殿見学


ちょうど今年の年末年始はアマゾンのジャングルクルーズをしており、ネットはおろかケータイもつながらない秘境に出かけております

あ、もちろんお仕事ですよ

なので、ここからの記事は
昨年の 11 月に行ったギリシャのコースを順に書いていきます。

ちょっと時期的に写真が合わないかもしれませんが、
一応 11 月の中頃だということでご了承くださいね。

ちなみにアマゾンの記事は、帰国したらゆっくりと書いてみます


というわけで...

まずはアテネ

アテネといえばパルテノン神殿が有名ですが、こちらの記事は
2 年前にそこそこ詳しく書いたので、そちらを見ていただいて...

今回も、ま、写真 📷 がメインになりますが、こんな感じで。

greece16 (10).jpg



2 年前とほとんど変わってない工事風景 💧

ほんまにやってるのかな、工事...

やってる気配が全くないんですが、やってるふりをしているとなんか予算が下りるみたいなんですって...

なのでいつ行っても足場とクレーンが同じ場所にあるみたいですよ。

greece16 (7).jpg



ま、さすがに 2 年も経ったら、微妙に足場とかはずれてましたけどね。

こちらはメインのパルテノン神殿のお隣に建っている、アテナの神殿の柱

greece16 (6).jpg



これ、ちょっとおもしろいのは下の方が階段状になっていて、その部分は普通の石で上の部分がきれいな大理石でできてますよね。

これ、下の土台の部分は、昔は土に埋まっていたので見えない部分だったから、普通の石で造り、一番上の段の見える部分は見た目のいい大理石を使ったんだって

昔から考えることは同じなんですね

こういった柱は、石を切り出してつなげてあるんですが、真ん中にはちゃんと芯を通していたんですよ。

greece16 (11).jpg



ただ積み上げてるだけではないってことがよくわかりますね。

greece16 (4).jpg



パルテノン神殿がこのような感じでボロボロになってしまったわけは、たびたびの戦争や地震なんかもそうだったんですが、一番の要因は、17 世紀のことです。

当時、ギリシャはオスマントルコの一部だったんですが、そこにヴェネツィア軍が攻めてきた時です。

トルコはここを武器庫として使用していたんですが、ヴェネツィア軍が放った大砲がここに命中して、
貯蔵してあった火薬 💣 が大爆発 💥

そんなこんなで見事に破壊されたんだそうな。

現在、パルテノン神殿の素晴らしい彫刻などのほとんどが、ロンドンの大英博物館にあるんですが、これには理由があります。

19 世紀に在トルコ全権大使でコンスタンチノープル ( 現在のイスタンブール ) に駐在していた、第 7 代エルギン伯爵トマス・ブルースは、パルテノン神殿の調査をしてたくさんの遺跡を発掘しました。

当時のこの場所はトルコでしたから、これを持ち出すのは当然トルコ中央政府の許可が必要です。

「 この辺の物、イギリスに持ってっていい? 」

ってコンスタンチノープルに聞いたら、

「 石ころとかガラクタやったらかまへんよ。

でも、金銀財宝はあかんで〜 」


みたいなことを言われたらしいですね。

で、石ころやがらくた...いわゆる彫刻の破片なんかを本国に持ち帰って...

その結果、貴重なコレクションが大英博物館にあるということらしいです。

よく盗んでいった...なんて言われていますが、たぶん盗んでいったものもあるかもしれませんが、
一応断って持って帰ったらしいですよ

この辺の詳しいことは、専門家がたくさんの本を書いてますので、ま、読んでみてくださいね。

その後、1821 年に正式にギリシャが独立して...

ギリシャになってからは、
ギリシャで発掘されたものは持ち出してはいけないことになっています

でも、彼の時代はギリシャは存在してなく、トルコで...

またややこしくなりますね。

でも、ギリシャとしては返してほしいみたいで、いろいろと交渉しています。

そんな中、ギリシャ政府はこんなものを作りました。

greece16 (9).jpg



アクロポリスから見下ろしたモダンな建物ですが、こちらは、1 億 3000 万ユーロかけて 2008 年に完成した新アクロポリス博物館です。

アクロポリス周辺から発掘された、いろいろな遺跡が展示されているんですが、この建物よく見ると、
ちょっといびつな形していると思いません?

このてっぺんのいがんだ部分は、パルテノン神殿と全く同じ大きさで、同じ方向を向いている空間です。

ゆくゆくは大英博物館からパルテノン神殿のパーツが返ってきたら、ここに展示するんだよっていう意思表示なんだとか。

「 ちゃんと箱は用意してまっせ。いつでも返してもらっていいよ 」

ってことですね

そんなわけで、アクロポリスの丘から下の方をちょっとまた撮ってみました。

こちらはケーパイオス神殿

greece16 (5).jpg



劇場跡

greece16 (1).jpg



こちらは、イロド・アティコス音楽堂と呼ばれているもので、161 年に当時の大富豪であったイロド・アティコスが全額寄付して作ったものなんだそうです。

5000 人以上入れる劇場で、
現在でも直し直しでオペラやコンサートなんかにも使われています

1996 年には坂本龍一もコンサートをしたそうですよ

こちらは、紀元前 6 世紀ごろに作られた、ディオニソス劇場

greece16 (8).jpg



遠くに見えるのはピレウスの港ですね。

greece16 (2).jpg



というわけで、今回も面白い話を仕入れてきました


にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村


  







posted by まいど! at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ギリシャ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする